主な活動場所
八木原小学校

 5年生の収穫祭が行われました

2024-01-24
1月23日(火)5年生の収穫祭が行われました

4月の種蒔きからスタートした米作りは、いよいよ締めくくり

前日に子供たちとPTAのお手伝いの皆さんで、お米を研ぎ水に浸したり、会場設営準備や用具の確認等を行いました

当日も朝早くからボランティアの皆さんやPTAのお手伝いの皆さんが、臼と杵を熱湯で拭いたり、つき上がったお餅を丸めるトレーや餅とり粉を準備したり、家庭科室で一晩水に浸けたもち米を蒸したりと準備を進めてくださいました

体育館で開会式が始まりボランティアさんに元気よく挨拶をした子供たち

少し粒が残る程度に餅つき機で潰した状態のもち米が体育館に運ばれてくると、1組と2組に分かれいよいよ餅つきが始まりました

子供たちの中には初めて杵と臼に触れる子も多く、ペッタン、ペッタンと餅をつくのですが、杵が重くリズム良くつくのに苦戦したりしていました

餅をつくポイントは振り上げた杵の重さを利用して、落とすようにつくことだと先生からアドバイスをもらいました

途中、校長先生や担任の先生も参加して子供たちも「よいしょっ!」と声をかけました

2巡目が回ってくると上手につける子も増え、キメとツヤが出てなめらかな粘り強いお餅が完成です!

つき終ったお餅は、餅とり粉の入ったトレーに移してから、ちぎって丸めていきます

家庭科室からは2回目の蒸し上がったもち米が運ばれ、餅つきは続きました

つきたてのお餅はホカホカしていて柔らかく、餅つきの順番を待つ子供たちは今すぐ食べたい気持ちを堪え小分けになるのを見守ります

あちこちから「食べたい!」と声が聞こえてきました

3回目の餅がつき終ると、各自5個ずつを持参した容器に入れました

「大きいのがいい!」
「容器に入りきらないよ〜」
「今すぐ食べたい!」
「やっぱり醤油とのりだよね!」
「きな粉がいいな〜」

とつきたてのお餅に感動して大喜びの様子

お休みしている子の分も取り分け、ボランティアさん、日頃お世話になっている先生方にもお裾分けしました

閉会式では、稲作体験の感想発表や、ボランティアさんに1年間お世話になったお礼をお伝えしました

約1年間、米作りを通して子供たちはどんなことを感じたのでしょうか?

普段何気なく食べているお米が、どのようにできるかを知り、 作物を作る楽しさ、知恵と工夫、苦労を理解することで感謝の気持ちや収穫する喜びを感じられたと思います

総まとめは次回の参観日で各自発表することになっています

持ち帰ったお餅はとっても甘くて柔らかくて、いつも食べるお餅の何倍も美味しく感じられたそうです

食卓に穏やかな笑顔が溢れる様子が浮かびますね

この日もたくさんのボランティアの皆さんとPTAの皆さんのご協力があり、子供たちが稲作体験の締めくくりを無事に行うことができました

ご参加頂いた皆様、ありがとうございました