6年生　戦争体験

1/29 6年生の社会科「長く続いた戦争と人々のくらし」における学習で「戦争体験を聞く会」が行われました

戦争を実際に体験された方から直にお話が聞ける貴重な体験です


お話はクラス別ではなく4グループに分かれてそれぞれの方からお伺いしました

6-1の教室では梅山さんが
戦争体験とともに政治のお話しをされました
◦25才以上の男性にしか権利がなかった
女性にはなかったそうです
◦人口の2%しか選挙権がなかった
◦税金をたくさん払っている（お金持ち）の男性だけ
戦争の時の食べ物は
◦配給されていたけど足りなかった
◦自給自足はなんとか出来ていた
戦争が始まった時どんな気持ちだった？
◦小2だったから訳が分からなかったけど日本が勝つと思っていた
◦協力しなければと思った
防空壕はどうだった？
◦逆に攻撃をされる
◦意味なかった
学校でどんな訓練をした？
◦勉強はしなかった
◦勤労奉仕
子供達からの質問に色々答えて頂きました

6-2の教室では長澤さんが
防空壕での体験のお話しをされました
◦亡くなったかたがつみかさねられ、怪我で助けを求める人がたくさんいた
◦爆撃を受け回りが真っ赤になっておるのを見ていた（原子爆撃の光を反射するため白い服を着たりもしていた）

学習室では福井さんが
第二次太平洋戦争を15才で体験する
◦昭和16年12/8戦争が始まる
◦皆んな海外へいって攻撃
◦中学生も高校生も学校へ行っても勉強せず工場に派遣され、服を作ったりしていた

ボランティア室では村田さん、工藤さんが
体験談をはなしてくれました
◦昭和20年6/10 千葉市にB29機の爆撃をうける
◦中学生で石炭を運んだりさせられていたが重労働だった
↑同じ位の重さの石を持たせて頂きました


「君たちはどう思いますか」

戦争がこんな怖いものだと思わなかった。戦争は起きてはいけない。
今の生活にありがたさを感じなければいけないと思った。
戦争をしても誰もいい気持ちにはならないし、起こってはいけないと誰もが思っていなきゃいけない。

これから授業で戦争について学ぶ子どもたち　

今回実際に戦争を体験された方々のお話を聞いたことで、子どもたちにとって戦争は歴史上の出来事や本、テレビの中だけの話ではなくなり、また平和が当たり前ではなく、過去の犠牲の上に現在があることなどがお話の中から感じられ深い学びにつながっていくのではないでしょうか

世界では現在も戦争が続いています

ぜひご家庭でも子どもたちがどう思ったのかなどお話してみてくださいね

子供達のためにボランティアの長谷川さんが依頼してくださり、4名の方に体験された話を聞きました
子供達にとっては漫画やドラマのような話
体験された方の話がびっくりなことも多かったようです

子供達に大切な機会を頂き感謝申し上げます