主な活動場所
愛知県小牧市立桃ヶ丘小学校

 U12(5年生) Kリーグ交流試合

2013-05-06
 全敗だったことに気づかないほどいい場面がたくさんありました{emoji index="145"}一つ上のカテゴリだったと思えないほど、いい試合ができたと思います。
 印象に残ったよい場面は、ディフェンスでボールと相手選手の間に体を入れて守ろうとする場面が多く見られたこと。ボールを持っている相手選手にプレッシャーをかけようと、早く動き出す場面もたくさん見られたこと。こうした動きが毎回の試合でも見られると、もっと安定した試合展開になるはずです。
 チームとしても、選手個人でも、課題がたくさん見つかったのではないでしょうか?個人の課題は、いくつ見つかりましたか?少なくても3つは頭にパッと浮かんでほしいところです。試合ごとに、振り返り反省点がみつかるように、考えてプレーできるといいですよ。1年後の姿が大きく変わってくるはずです。
 外から見ていて直してほしいと思ったことを、3点書きます。他にもたくさんありますが、まずは3点です。
 1点目です。攻めでも、守りでも、ボールばかり見て、周囲を見ていない選手が多いこと。一流選手ほど、周囲を見る時間(回数)が長い(多い)そうです。例えば、パスを受ける場面です。グランツの選手は、パスを受けてから周囲を見るのは、1回あるかどうかです。これでは、周囲を十分に把握できません。しかし、上手い選手は、「①ボールをもらう前」「②パスが転がってきているとき」「③パスをトラップした後」の3回は周囲を見るそうです。守っている時も同じです。グランツ選手の多くは、ボールばかり見て、周囲を見ていません。しかし、ディフェンスでは、ボールだけでなく、周囲(自分の背後)の相手選手のポジションを見て、それに合わせてポジションを取る必要があります。
 2点目は、ディフェンスの時、前を見てボールを持っている相手選手に、簡単に足を出して避けられる場面が目立ったことです。前を向いているボール保持者に足を出すディフェンスは、「抜いてね」と言っているようなものです。相手が後ろを向いていたり、トラップミスしたときは別ですが、前を向いている相手に、足を出してはいけません。
 3点目は、コミュニケーションが必要な場面で、声が出ないことです。目立ったのは、声を出して、味方に自分の存在を伝えれば、簡単にパスをもらえそうな場面でも声が出ず、味方に意思を伝えられません。声を出すのは、「自分の考えを他の人に伝えるため」のはずですが、正しく伝えることが、今はまだ不十分です。
 まだまだ試合はたくさんあります。毎試合必死の取り組みをして、成長していきましょう!