佐渡トライアスロン報告 (富岡)

2014-09-16
先週金曜日から、JR→夜行バス→ジェットフォイルを乗継行ってきました!
いや~疲れた・・・本日、ふくらはぎ筋肉痛・・・久々の完全燃焼ってとこですか。
今年、最後の日本での大会が終了~ 再来週はいよいよファイナル中国世界大会だ!!!
皆生が終わり、今年の山場である超ロングディスタンスに備え1ヶ月ちょっと、最後の練習に励んできた。
夏休みはほぼ、練習に明け暮れバイク600キロ、ランは120キロを走り込み、途中気持ち切れそうになるもよく頑張った。
今年は雨が多く、真夏の中の練習はほとんどなく、今一つの夏だったのでなんか夏が来たの?って感じではありましたが。

大会当日の気温は21°~28°水温26°(生ぬるかった)と最高のコンディションの舞台を今年は用意してくれました。(やるっきゃない)
Aタイプは959名中なんと完走率81.5%が物語る。
M50のカテゴリーは160名!なんと、その中には近藤マッチの名前もあった。(マッチも50歳か~)
しっかりチェックし記念撮影しょうと思っていましたが、彼の姿はありませんでした。(仕事が忙しいのか)
M45のカテゴリーでは、デンジャラスノッチも参加。(仕事が暇なのか?)
ノッチの方は16時間43分でゴール!薄暗い中、ノッチの姿を見つけ一段と大きな声援があがる!
ゴール出前でハイタッチも快く受けてくれました。(さすが芸能人だ)
10時間以上も走り続けて最後まで頑張って帰ってくる沢山の選手達に「お疲れ~」の応援でのど痛い。
しかし、そんな中残念だったのは沿道で応援する様子もなく、選手の前を気にすることなくたらたらと歩く人達のマナーの悪さにはショックを受けた。
そしていよいよ9時30分のタイムリミット3分前がやってきた。
そんな中、ギリギリに男女2人(カップルではなさそう)の姿が暗闇の向こうに見えた。
沿道の人達全員で、後3分!がんばれ~の声援に最後の力を振り絞り2人はゴール!(大歓声が湧き上がる)
ここで終わったかと思った瞬間、その後にもう一人の選手がラストスパートしゴールに向かってるではありませんか。
カウントダウンが始まる中、さらに最後の大声援! 5・4・3・2・1・・・・しかし、むなしく2秒合わなかった。
いや~残念(たかが2秒、されど2秒)これは本人しか解らないのだろうな~
カウントダウン終了と同時に花火が上がり、最後のフィナーレを向かえた。
打ち上がる花火は、見てる人達全員に熱き1日の思い出を振り返らせてくれるようであった。(癒しのひと時)

5月の長良川から始まり、五島、宮島、皆生、佐渡と今年もあっという間に夏が終了した。
既に、カーフマンの申し込みに入る。(そうだ、野のちゃん今年も頑張ろうね!)
スイカの美味しいこの季節をまた半年待たなければならないのか~と思うと気持ち落ち込みで~す。

さて、今年3連覇のかかった大切なこのレース、前回の皆生で負けたTさんも出場!そしてもう一人のライバル選手もいてかなり厳しい状況。
僕の方は今年はまだ一度も1位を獲得できずと、いつも以上に緊張していました。
しかし、なんとか1位3連覇達成!!!!やった~  タイム11:03:49(11時間以内を狙うもランが伸びなかった) 総合16位


※ 富岡は右から4番目



<<<ここからは、暇な時にでも読んでください>>>
スイム(3.8Km)
やっぱ3.8キロは長い~(再来週の中国大会に向けての予行演習にはなったが)
この佐渡は、左右がロープで仕切られ、狭いので外に逃げようがない。
なので、選手達も少し遠慮するのか、大きなバトルがないのはよかったが、最後まで小さいバトルが続くのもどうか・・・って感じ。
終始、前後左右を挟まれて泳ぐしかなく、1kmくらいでこの流れに乗って行くしかない作戦に変更。
その後のバイク、ランに体力温存し、気持ちよく泳ぐ。
結果、タイムの方はそんなに悪くなかったようだ。(もがけばいいってわけではないようだ)

バイク(190km)
スイムの作戦にてバイクの方はスタートから快調!!前を行く選手をどんどん抜き去る。(記憶では抜かれたのは2人くらいかな~)
横風、向かい風、追い風と、島を一周すると全ての場面に遭遇する。
しかし、今回も風はさほど気になることはなかった! やっぱTTポジションやで~
さて、気になるライバル選手はいずこえ? 自分としては2人よりもスイムを早く上がったつもりでいたので、後方から追い上げてくる
であろうと思っていたのだが・・・・予想はずれ(T選手は2分前にバイクスタートしていた)
どんどん、選手を抜いていると30キロくらいで、そのT選手の後姿を発見! やば~ 僕より早かったんだ~と動揺。
少し、後ろで様子を見ようと思ったが、ここは一気に追い抜き、相手の様子をうかがう事に。
平地では距離を広げるも、登りで追いつかれの展開が少し続くが、下りから一気に加速し引き離す。
よっしゃ~ここでトップかと思いきや、まだまだスイムで早い選手が前に・・・
60キロにやってくるZ坂も快調にこなす!(たぶんこの辺りで100人以上は抜き去ったであろう)
後半90キロで少し下半身にも疲労を感じながら、グミ、パワーバー、ジェルをしっかり補給しながら更に前を追う。
長かった190kmもようやく、最後の10Kmを残すところまでやってきた。(ここから少し流し、最後のランに備える)
バイク終了時点で同カテゴリーの藤原選手以外のバイクはまったく掛かっていない! よっしゃ~と心の中で叫ぶ。

ラン(40km)
バイクトップで気持ちよくスタートするが、昨年より、走り出しが今一つ・・・ん? バイク頑張りすぎたか??、
もたつきながらもとりあえず、体が慣れるのを待つことに。
最初の数キロはバイクとすれ違うコースなので後ろかろ追い上げてくるライバルとの距離をここで確認する。
想定内の貯金ではあるが、彼らはランが早い!なんとか自滅だけは避けなければともがきながら進む。
約15キロ地点で一回目の折り返しがやってくる。
先にどれくらいいるのかここで自分の立ち位置を確認。
トップ選手が先導されてすれ違った! やっぱ早い!! その後なかなか2位がこない? んっ? いつもならこの辺りで来るはずの藤原選手
が、なかなか姿を現さない。 2位・3位・4位・・・えっ?8位? このままでは僕の年代別が危ないと思い、すれ違う藤原選手に声援を送る。
今回は思った以上にすれ違う選手が少ない? ひょっとしたら自分もいい感じの順位では?と思い始め順位を確認すると、なんと14位!
予想外の順位にかなりびっくり! ひょっとしたら10位以内も狙えるか??なんておろかな欲望が芽生える。
しかし中盤から後半、体はどんどん力尽き順位を上げるどころか、前を行く選手にひたすら離されずについていくのが精いっぱいであった。
足の方は一向に回復せず、どんどん疲労がたまる一方、気持ちだけで前に進む。(苦しい~)
後方から追い上げてくるライバル達の走りが気になる。明らかに僕より、いい感じで走ってる、これはヤバいと焦る)
2回目の折り返しでは少しずつ距離を縮めてきている。
まだ大丈夫、ここで最後のエネルギー補給を注入!! ここまで来たら、心理的攻撃だ! 効いたぞ~と気持ちだけで体に気合を入れる。
残り15kmm ゴールへ向けて力の限り体を動かす(もう走ってるって感じではない)。
後ろは気になるが最後まで振り返えることはせず、自分を信じ持てる力を全て出しつくしなんとかフィニッシュ!!!!
結果を見たらバイク終了時点で16分あった貯金も3分まで使い果たしていた。(危な~)
嫁さんも自宅でライブ中継で僕を追いかけ、最後のランでは冷や冷やしたみたい。
藤原さんはというと、僕の声援が効いた??中盤からガンガンに追い上げ5位! やっぱすごい。(僕も来年に向けえて、ラン強化せねば)

さて、再来週は世界大会、新しいJAPANユニフォームも届いたね~名越君!
JAPANメンバーと世界の選手相手に楽しんできます。応戦よろしく!