主な活動場所
大多喜町中央公民館 ,近隣の県民の森等・・・公共の施設を利用しています。 Facebook・・・https://www.facebook.com/BrassOTAKI/

 今日の練習参加者は4名です。

2016-05-21
私事ですが・・・仕事や地元行事で土曜日の練習は、お休みでした。

先週と同じですが・・・
練習の内容は、?
アンサンブルの練習をしたようです。

月曜日に書き込みしているので
日曜日の練習についても記載します。
参加人数は、4名です。
FUさんのアンブッシュアの悩みを話していました。
イントラネットの掲示版に情報を記載しています。
下記 ↓を参考になれば幸いです。

私は、12時30分頃の参加で地元行事の為に14時に帰りました。

音を出す情報 and マウスピースについて
http://www.c-sqr.net/cs33549/BbsLine_display_172866.html
口唇マウスピースの断面



以前、記載した内容を再度コピペします。
イントラネット内の掲示版に記載しています。

楽器の吹き始めに思う事
一番、一番大切な事と思う事
唇を揃えるために、上下の前歯の位置に注意する

http://artist.musicinfo.co.jp/~tkgksts/basic_vibration.html
抜粋 高垣さん

■Step 1 リムを当てる

リムを唇に当ててみましょう。
唇は普通に軽く閉じ、リムを軽く唇の真ん中に乗せます。
この時、下唇が上唇の後ろに入り込まないように(またはその逆にならないように)注意してください。上下の唇どちらかだけが前に出ることなく、揃うようにします。


<前歯をそろえて、唇をそろえる>
唇を揃えるために、上下の前歯の位置に注意します。

人によって、普段の前歯の位置関係はさまざまです。上の前歯より下の前歯が引っ込んでいる人、普段から揃っている人…など。
奥歯を噛み合せたの時の、上下の前歯の位置関係は、3つのタイプに分かれます。
 A) 噛み合せた時にちょうど上下の前歯がそろうタイプ。
 B) 下顎が後ろに引っ込んでいて、噛み合わせると下の前歯が上の前歯より後ろに来るタイプ。
 C) 下顎が前に出ていて、下の前歯が上の前歯よりやや前に出ているタイプ。

どの方も、程度の差はあると思いますが、この3タイプのどれかにあてはまると思います。

まず、Aタイプ(上下の前歯が揃っている)の方は、歯の位置について特に注意する必要はありません。金管楽器を吹きやすいタイプと言えます。

Bタイプ(下の前歯が上の前歯より後ろ)の方は、演奏する時には、下顎をある程度前に出し、できるだけ上下の前歯が一直線になるように調節する必要があります。

おそらく大半の人は、このタイプに属し、程度の差はあれ、下顎を前に出して演奏することになります。
上下の歯を揃えることによって、マウスピースのリムに平均的に唇が当たるようにするわけです。下顎が後ろに下がったままだと、上唇ばかりにマウスピースが当たり、演奏上問題を生じることになっていきます。
慣れないうちは変な感じがしますが、慣れればむしろそれが普通になってきます。例えば私自身は結構深刻なタイプで、5mmほど下の前歯を前に出して演奏しています。

しかし、まれに、下顎の後退がかなり大きい人は、一直線に揃うところまで下顎を前に出すと、痛みを伴う場合があると思います。その場合は、そこまで無理に下顎を出すのは避けましょう。

最後に、Cタイプ(下顎が前に出ている)の方は、下顎を後ろに下げられない限り、現実的には前歯を揃えることは不可能だと思われます。
その場合は、顎の位置を変える必要はありません。マウスピースや楽器の角度を上向きにすることで、唇に平均的にマウスピースが当たるようにしましょう。


それでは、前歯の前後関係に注意して、唇をそろえて、唇を普通に閉じ、リムを軽く当ててみましょう。
もちろん、歯は食いしばらずに、上下に少し隙間を空けます。


■!注意!■
リム(マウスピース)の当て方で、1つだけ注意点があります。

当てる場所は基本的には唇の真ん中ですが、ぴったり真ん中から少し上下左右にずれることは、問題ありません。多くの奏者は、ぴったり真ん中からはほんの少しどちらかにずれた場所で吹いています。これは主に歯並びが原因ですが、練習をしているうちに自然に吹きやすい位置に収まってきます。

ただ、必ず避けなくてはならないのは、マウスピースの位置がすごく低い位置(顎の方向)で、リムと鼻の間に「上唇の赤い部分がはみ出ている」状態です。
これだけは絶対に避けて下さい。

この位置に当てると、上唇の内側の粘膜の部分がマウスピース内にめくりだされる状態になります。このように粘膜の部分を表面にめくりだして吹くと、一時的には反応が良く吹きやすい気になりますが、粘膜部分は傷つきやすく、トランペット演奏に必要な振動に耐えうるものではありません。
結果として、音色、音域、音量の点でかなり大きな制限を負うことになり、その狭い制限の中でしか上達もできません。
ですから、上唇の赤い部分がはみ出るところまでマウスピースを下げてしまうことだけは、避けて下さい。


<まとめ>
・上下の唇がそろうようにしてリムを当てる。その時、人によっては下顎を少し前に出すことが必要。
・基本的に真ん中に当てるが、少しだけ上下左右にずれるのはOK。
・上唇の赤い部分がはみ出るのだけは絶対にNG。



■Step 2 リムを当てて息を流す

次に、リムを当てて息を流す練習をします。

呼吸のところで学んだことを思い出しながら、リラックスした豊かな呼吸で、リムを唇に当てながら、息を流してみましょう。

<練習>
柔らかくリムを持ち、軽く唇に当てます。
 ↓
呼吸のところでやったように豊かに息を吸って、
 ↓
唇は軽く閉じたまま、唇の中心の小さな隙間から、ためらうことなく豊かに息を流します。


この動作を、息がストレスなく解放されるように、何度も繰り返し練習しましょう。

この時点では音が出なくて全く構いません。音を無理に作ろうとすることは決して行わないで下さい。
今達成すべきことは、音を無理に作ることではなく、「リムを当てながら、リラックスした豊かな息の流れを解放させること」です。

リムの中の唇はリラックスしたまま。そして息をためらいなく解放させて下さい。
本当に「ためらいなくリラックスした息が解放される」ことが重要です!


繰り返しますが、この時点では音が出なくても構いません。
唇を不自然に形作ったり、唇を締め上げたり、無理矢理に音を作ることはする必要がありませんし、それは避けるべきことです。
リム内の唇のリラックス、そしてリラックスしたストレスのない豊かな息の流れを実現して下さい。それだけです!
それだけですが、それがとても重要なのです!

もし仮に、この時点で自然に唇が反応し、自然に音が発生してきたら、とても良い状態が実現されています。
つまり、「リム内の唇がリラックスしたまま、ためらいのない息の流れが唇を反応させている状態」ができあがっています。
唇の振動は、息によって自然に発生してきます。


<まとめ>
・唇はリラックスして閉じる + リムを当てる + ためらいやストレスのない豊かな息の流れ!


■Step 3 リムでバズィング

さて、いよいよリムでバズィングができるようにしていきましょう。

…とは言っても、実は、もう新しいことはありません。
Step 2までが正しく行われていれば、実は、唇は振動し始め、音は自然に出てきます。

Step 2にもありますが、重要なことは、「唇の振動は、息の流れによって自然に発生する」ということです。
決して、唇を先に形作って振動を生み出すのではありません。唇は、普通に閉じて、リラックスしてリム内に存在していれば、それで充分です。
唇のフォーム(アンブシュア)は、「リム内の唇が息の流れによって効率よく振動させられる」という状態を実現しようとすることによって、結果として無意識的にできあがっていきます。アンブシュアは、リム内の唇の良い振動を求めた結果であり、唇を先に形作ってもうまくいきません。

・リム内の唇はリラックスしてただ存在している
・リラックスした、ストレスのない、豊かな息の流れが唇を振動させる
の2点に意識を向けながら、Step 2の手順をじっくりと何度も繰り返し、振動が起こるのを待ちましょう。


<練習>
柔らかくリムを持ち、軽く唇に当てる。
 ↓
豊かにリラックスして息を吸い、
 ↓
リム内の唇はリラックスして閉じ、ためらうことなく豊かに息を流します。
 ↓
結果、唇が息によって振動させられ、音が出る。
音が出たら、唇が振動していること感じとりながら、音を伸ばす。


出る音の高さは問いません。まずはどんな高さであれ、自然に音が出るように、上の流れを繰り返しましょう。
そして音が出るようになってきたら、その音を伸ばせるように練習しましょう。その時、唇が振動していることを実際に感じながら行うことが重要です(それによってより効率的な振動を促します)。

※この練習は、唇への負担が大きいものです。もし唇が硬くなってきたと感じたら、それ以上続けることは避けて下さい。
 目安としては、初心者やリムでのバズィングに慣れていない場合は、一度に5~10分以上続けてこの練習をすることはお勧めしません。


「振動が起こるのを待つ」という表現をしましたが、充分な息を流すことを繰り返しながら、振動が起こるのを、文字通り、待ちます。
日常生活レベルの唇の柔軟性では、唇がまだ硬く、おそらく振動は起きません。ですから、息の流れで唇をマッサージするような感覚で、唇がほぐれて息に反応してくれるようになるまで、充分な息を流し続けましょう。

人によっては数分で、人によっては数日かかるかもしれません。

上の2点に意識を向けながら練習し、振動を発生させていくと、自然に、自分にとっての良い唇のフォーム(アンブシュア)ができてきます。
それは見た目には人によって異なります。
ある人は、見た目にはほとんど筋肉に力をいれていない、普通の時と変わらないでしょうし、ある人は、見た目には口の周りの筋肉をけっこう使っているように見えるでしょう。

大事なのはリムの中の唇の振動ですから、リムの外の見た目にはほとんど意味がありません。もともと、唇の大きさや長さや柔軟性、歯並び、顎のつくりなどに個人差がかなりありますから、リム内である同じ振動を作り出すために必要な筋肉の動きは、皆、微妙に違います。ですから、外見は皆異なって当然です。
大事なことは、外見から口のフォームを作るのではなく、リム内の唇と息の適切な関係を習得することによって、フォームは自然にできあがる、ということです。

繰り返しますが、唇は、不自然に形作る必要はありません。
この最初の段階で唇のフォームをいじる事で音を作り出そうとすると、唇と息の適切な関係を学ぶことができません。
リム内の唇は普通にリラックスしたまま閉じているだけ。そして、ストレスのない豊かな息の流れが振動を起こす、という適切な関係を体験して下さい。

息と唇の振動の適切な関係が体感できてきたら、自然に、自分にとっての理想の唇のフォームはできてきます。

くれぐれも、先に唇を形作って振動を作ろうとするのは避けてください。
息によって唇が振動「させられる」という感覚を得られないままに、唇を不自然に形作って無理やり振動を作ろうとすると、それは、唇のほんの微細なコントロールによって音を出すという、極めて複雑な道へ迷い込むことになってしまいます。

その道でも演奏は可能かもしれませんが、それは複雑さが新たな複雑さを生んでゆく、とても困難な方法です(「唇のこの部分に、これくらいあの方向に力を入れて、唇のこの部分をこれくらい引っ張りながら同時にすぼめて…」のような限りない調整に陥ります)。そのような複雑さは本来必要ではありませんし、それを実際の本番の演奏の場面で意識的にコントロールするのはほぼ不可能でしょう。


もちろん、後には、唇の筋肉の使い方を学び、より効率よく音を発生させたり、音域を拡大させることに役立てたりしますが、それはあくまで応用的な事項です。
リラックスした唇が息によって反応させられる状態を基本としてこそ、応用が可能となります。
唇を先に形作ることで音を作る状態を基本としてしまうと、そこから息の役割を理解することはほぼ不可能であり、演奏能力に限界を作ってしまいます。


<まとめ>
唇はリラックスして閉じる + リムを当てる + ためらいやストレスのない豊かな息の流れ
=唇が息に自然に反応して振動が起こる!(同時に、アンブシュアが結果的に形成されていく)