合宿を終えて

2014-11-28
みなさま

おはようございます。

帰ってまいりました。

伝達事項です。

先ず、師父からのコメント

『現在の状況は悪くない。切磋琢磨の状況も良い。毎回の合宿で大切なのは技術の習得もさることながら、心に残る事が大切。
教えた技術や修正項目は、直ぐに習得できる者、まったく動け無い者、理解さえ難しい者などいると思う。そして、日々の練習の過程において、忘れてしまうであろう。しかし、心に残ったモノが日々の練習においての糧となり、最終的に忘れていた技術を喚起する。
養芯会は意味だけでなく、風格としてもOKである。』

との事です。今後は養芯会として合宿若しくは師父の所へ練習に赴いた場合は『養芯会代表』として技術の共有となります。従って、お土産などの購入は会から発生となりますので、平たく言えば割り勘です。

師父の言う通り、できればその場の雰囲気を吸収しながら練習した方が、強い力をやどします。近代のカリキュラムのある御稽古事には失われた考えです。

******

師父・兄弟子たちの動作についてUSBで共有したい件。
師父と相談しました。私の意見と師父の意見は一緒でした。以下をお約束ください。
・参考にするが、真似しない
・ネット上に公開しない

ネットはもちろんです。真似しないについて。

レベルが皆さんとは違いすぎます。私は今回の合宿で、『生徒の動きや進歩を壊しかねないから、生徒さんの前で練習するな』と言われてしまいました。
相当に各自に合わせて動きのレベルを変えて指導してきましたが、私の動きを見る中で、皆さん、無意識にトレースしているかもしれません。

現在必要なのは『各人に対して今の時点で要求している動き』です。一層一層の順番を持って 術 を固めていかなければいけません。飛び越えて10層目を練習して、5~9が無ければ、10層目は小手先であり、その後を練習していく過程ですべてやり直しになり兼ねません。

極力、指導時には注意していますが、皆さんも自己練習の時も授業の時も、『大事なのは今の自分のレベルに合った練習』と言う事を得心してください。

一方、他の人への指導は今後の参考になりますので、参考として聞いてください。

また、必要であれば『○○さんと○○さんは一緒に見てください』と私が声をかけます。


以上


塚本