根回しの術
2016-04-02
父は庭師です。

幼い私は、父と楽しく遊んだ記憶があまりなく
春の思い出といえば
弟と裏山に入って野イチゴつみに夢中になり
薄暗くなって家に帰ると烈火のごとく怒られて
二人とも縄で縛られ柿の木に吊るされたりだとか(''Д'')

夏は遊んでいた干潟で腰まで埋まってしまい
助けに来てくれたと思ったら
干潟にあった割れた竹で尻を叩かれ…(><#)

血と涙の少女時代を過ごしたものです。

そんな父に教わった言葉
「ウソは必ずバレる」
ウソでその場を誤魔化せても、誰かがどこかで見ている。
本当のことがあとで分かって
ウソは必ず明らかになる、と。

自然を相手に仕事をしていた、父らしい教訓です。



「根回し」という言葉は最近教わりました。

樹木を移植する、という仕事は
簡単にすぐ植え替えられるものではなく
数ヶ月から1~2年前に、下準備をするそうです。

まず移植する樹の根っこの周囲を掘り、根の先を切ります。
そうすると、そこから新しく細い根がたくさん生え
移植後の樹木を守る力となるのです。

造園用語でこの作業を「根回し」といい
これをしないで移植すると
立派な樹も死んでしまうそうな…。

「根回し」というと
今ではなんだか悪だくみをするお代官様みたいに使われていますが
本来は
ものごとを達成するために前々から準備し
周囲に目配り心配りをすること のようです。

「根回し」がいい意味の言葉として名誉挽回しますように。


2010年6月21日熊日夕刊掲載 くまもと阪神「一生青春」シリーズ10



こちらは、6階キッチン用品売場で販売していた最高級オリーブオイル「フレスコバルディ・ラウデミオ」。
くまもと阪神時代、MJ社長お墨付きの逸品です。

私はこの時初めて
玄米ご飯やアジの開きに
オリーブオイルをかけて食すという世界があることを知りました。

社長は当時、プレジデント社の「dancyu」のイメージでおっしゃっていましたが
私は今回、キノブックス社の「台所のおぢさん(お時間のある方は2015年12月7日のブログをご参照ください)http://www.c-sqr.net/c/cs61040/Circle_detailReport.html?report_id=251765のイメージで「男のまかない」に挑戦!

1個だけ余ったサトイモやすりおろして最後に残った山芋のてっぺんや
形が悪く使いづらかったニンジンなどをホイルに敷き詰め、
ゲランドの粗塩をふりかけ
オリーブオイルをタプーリとまわしかけるのであります。



新聞をめくりながらロースターで放っておくこと10分。
柔らかな香りが漂えば食べどき。
残り野菜のオンパレードとは思えぬ
超ヘルシーなインスタントメニューでござる。

簡単でウマウマだったので
今度は春野菜をメインに作ろう。

というわけで
熊本の産直野菜が並ぶ「ヒノマルマルシェ」の一大イベント!
上通り「びぷれす広場」にていよいよ4月4日(月)から3日間開催です。
※午前10時~午後5時(予定)

今月末、ヒノマルマルシェはいよいよ「蔦屋書店熊本三年坂」店内に″産直マルシェ″としてオープンしますよ!
県内直送の元気なお野菜・加工品の他、私のお気に入り「コメノパンヤ玄氣堂」も出店するそうで
今からオープンが待ち遠しい!

旧県民百貨店OBや関係者の皆さんが、根回しに奔走した姿が目に浮かびます。
きっと、魅力的な品揃えになると期待がふくらみます♪

それでは皆様、よいお花見を~!