代表:寺尾憲からのメッセージ
2016-03-29
私の尊敬する本会の代表寺尾憲からのメッセージを転載します。
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生徒の皆様そして保護者の皆様
ご入学・ご進級おめでとうございます。
小学校への入学や新しい学年へのご進級、どのお子様も、期待と不安を抱えています。 新しく通う校舎や教室、初めての担任の先生、初めて会う同級生、重たいランドセルが肩にずっしり~~~~

そんな時、その心を癒してくれるのが、実は美術教室なのです。
美術教室のいつものお友だちの顔を見て、先生の顔を見て、ほっとすることでしょう。
毎週通ってくれた美術教室は、お子様方の癒しの空間になっているのです。
急激な環境の変化を少しでも和らげるために、この懐かしく、安らげる場を、大切にしていただきたいと思います。
安心できる空間は、お子様を必ず勇気づけることでしょう。

学校や幼稚園で学年が変わると、クラス替えがあったり、担任の先生が変わったりと、お子様方にとって大きな変化がおとずれます。 
幼稚園や保育園を卒園され、小学校に上がるお子様は、特に期待に胸をふくらませ、そして同時に、大きな不安も抱えています。
ご両親も小学校への進学について、同様に期待と不安をお持ちなのではないでしょうか。

美術教室では新一年生に向けて、小学生クラスの新しいカリキュラムを紹介し お子様方の期待に応えるために準備に準備を重ね、お待ちしております。
これまでにつかったことのない材料での工作や、ちょっと大人の雰囲気の絵に挑戦するなど、子どもたちは眼を輝かせてくれています。
期待感や興味は、やる気と集中力を生み出します。
ワクワクする気持ちを美術教室の制作で形にすることで、子どもたちは小学生になってよかったと感じることができるでしょう。そう確信しております。
しかし、不安な気持ちもどこかに持ち合わせています。
そんな時に、不安とイライラした心を沈めてくれるのも、美術の魔法です。
描いた絵の中に、子どもたちの不安な心が溶け込んでいます。
それを眺めているうちに、ふっと気が楽になるのです。
外から(客観的に)自分のイライラやストレスを見ることで、吹っ切れるのです。 開き直れるのです。 これが「美術の魔法」です。 この魔法をいつも手元に置いていただきたいと願っています。 

芸術による教育は、美術を通して子どもたちの心を、バランスよく育み、生きた知能を育むことを目的にしています。 
親が子どもに願うこと。 それは「なんとか長い人生を生き抜いてほしい」 これにつきます。
挫折しても立ち上がってほしい。上手にストレスを発散してほしい。新しい環境にうまく適応してほしい。
これはつまり、「困難にぶち当っても、何とかしてほしい」「なんとかする力」を身に付けてほしい。底力です。 これがあれば、人生を堂々と歩いて行けます。
芸術による教育の会の目的は、まさに、この「底力」を子どもたちの中に育むことを目的にしているのです。
柔軟な思考力という表現をよく使っていますが、それは、「何とかする!」という、強い心、そのものなのです。

これからも、お子様方が絵を身近において、自分の心と向き合う機会を長くつくってあげてほしいと念願しています。 教師一同そしてスタッフ一同、誠心誠意、子どもたちと向き合い、目的を実現すべく努力していく所存です。

芸術による教育の会
代表取締役 寺尾 憲