宮崎台美術教室【川崎市宮前区】

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デカルコマニー

2019年02月13日



今回のレッスンでは、「デカルコマニー」という技法を使い、できた形から発想をして描き加えを楽しみます。
 
「デカルコマニー」とは
 二つ折りにした画用紙を開き、片方にインクまたは絵の具をたらし、その後に二つ折りにして重ねてこすります。二つ折りにした画用紙を開くと、左と右が全く同じ(左右対象)図形が出来上がります。この図形は「非具象」であり、意識して作った図形ではありません。こうして出来上がった形をもとにして、自由に発想をし、必要な部分を描き足していきます。
 これは、左右が対象のインクのシミを利用して、一つのまとまった全体像をつくりあげるものであり、柔軟な思考力、柔軟な発想が要求されます。
 ミケランジェロはかつて、壁にできたシミを見せて想像力をテストし、自分の弟子を選んだとも云われています。その後、このインクのシミによる左右対象の図形は心理学や精神医学の領域で重要視され、いわゆる「ロールシャッハテスト」として確立しました。
『子供の心は絵でわかる』より
 
 
3学期になり子どもたちもしっかり成長してきました。3学期は一年の成長の集大成の時期です。
今回は4月に行ったオートマチックアートをステップアップして子ども達のひらめき「発想力」を見つけて伸ばしていこうというカリキュラムにしてまいりました。
偶然できた絵の具のにじんだ「しみの形」を見たとき、子どもたちは何を感じて、どう考えていくのでしょうか?
いったいなんの形に見えるのでしょうか?
大人でも真っ白な画面に自由に描いていいよ、と言われても困ってしまうことがあります。絵が苦手な子は特に感じてしまいがちです。偶然できたえのぐのしみの形を利用することで、「これ何に見えた~」と形遊びを通して描くきっかけを作っていくことを考えています。
また、いつも同じ絵ばかり描く子(パターン)を崩すきっかけにもなります。
同じシミの形でも、見る人にとっては「○○にみえた~」という子もいれば「××にみえる~」 ひっくり返すとまた違った形に見えるなど子どもたちの発想力は豊かです。遊びやクイズにすると子どもたちの遊び心が刺激されてどんどん答えが出てきます。
どんな答えでもOK!不定形ということもあるのでその子が感じた形がそのまま正解というように、間違いがなく、失敗を恐れない心、いろんな答えや見方があっていいんだと感じていくことでしょう。
それは子どもたちの「柔軟な思考力」の育成につながります。物事をひとつの観点や視点からだけで捉えることなく、柔軟に物事をいろんな観点、視点から考察する力が育っていくことでしょう。
ぜひ、お子様が生み出した「発想」をいっぱい認めて聴いてあげてくださいね。

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最終更新日時:2019年02月13日 14時20分
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