3月の活動報告&黒板装飾
2026-03-05
【巣立ちと始まりの季節に】
3月。新しい年度への期待感と少しの切なさが混じり合う空気が漂う校舎で、今年度最後の定例会と朝読みが行われました。
定例会では、今期執行部副代表からの挨拶に続き、来年度執行部を代表して次期代表よりご挨拶と執行部メンバーの紹介がありました。
次期代表からは、「“ごめんなさい”“すみません”ではなく、“おたがいさま”の気持ちで、無理のない活動を続けていきたい」との言葉も。
また、司書さんからは、ヨムヨムがこれまで少しずつ活動を広げてきたことを振り返りながら、「その時々の状況に合わせて、無理のないかたちで続けていってほしい」とのお話もありました。
来年度に向け、新しい体制でのスタートを感じるひとときとなりました。
そしてこの日の朝読みは、6年生にとって小学校生活最後の読み聞かせ。卒業を間近に控えた子どもたちへ向けて、特別な企画が行われました。
【6年生最後の読み聞かせ 〜卒業企画〜】
6年生の教室では、6年生保護者のヨムヨムメンバーの皆さんによる卒業企画が行われました。
私が見学させていただいたクラスでは、黒板に「ヨムヨムさん📖 6年間ありがとう!」という言葉が書かれていました。子どもたちが書いてくれたその言葉に迎えられ、温かな雰囲気の中で読み聞かせが始まりました。
旅立ちの餞に選ばれた絵本は、ドクター・スース 著/伊藤比呂美 訳『きみの行く道』(河出書房新社)です。
これからの人生を歩んでいく中で出会うさまざまな出来事や選択を、ユーモアと少し哲学的な言葉で描いた物語です。
未知の道を進むことや、時には立ち止まる時間もあることなどが、抽象的な表現で語られています。少し難しく感じる部分もあるかもしれませんが、子どもたちは最後まで静かに耳を傾け、絵本のページを真剣な表情で見つめていました。

読み聞かせのあとには、子どもたちが全員で立ち上がり、代表の児童が感想と感謝の言葉を伝えてくれました。そして最後には、クラス全員で「ありがとうございました」と声をそろえてくれました。
絵本の中には、こんな言葉があります。
「きみの頭には、脳みそがつまってる。
靴には、足が入ってる。
つまり、行きたい方角へちゃんと行ける。」
これからそれぞれの道を歩んでいく6年生の背中を力強く押してくれるような言葉でした。
今はまだ難しく感じる部分があったとしても、いつかふと思い出したとき、また違った意味で心に響く日が来るのかもしれません。
もし覚えていたら、大人になってからもう一度この本を開いてみてほしい――そんな思いのこもった、卒業前の特別な読み聞かせの時間でした。
最後に卒業の記念として、ヨムヨムで6年間に読んだ本254冊をまとめた冊子が子どもたちに贈られました。
「これからの人生で、皆さんそれぞれに大切な一冊が見つかりますように」――そんな願いを込めて、6年生保護者のヨムヨムメンバーの皆さんが心を込めて作成されたものです。
ページをめくると、これまでの読み聞かせで出会ってきた本のタイトルの数々が並んでいます。朝の教室で本に耳を傾けた時間が、子どもたちの記憶のなかに静かに思い出されていくような、素敵なプレゼントになったのではないでしょうか。

【今月の黒板装飾】
今月の装飾テーマは「卒業」です。春らしい色合いの花々が、門出を祝うように黒板を彩っています。
卒業も進級も喜ばしいことですが、同時に環境が変わるということは勇気のいることでもあります。子どもたちがそれぞれの道へ進んでいくこの季節に、図書室からささやかなエールを込めて“おめでとう”の飾り付けを行いました。

来年度も新1年生図書ボランティア見学会を予定しています。新1年生の保護者(希望者)を対象に、朝の読み聞かせの様子をご覧いただく機会で、4月30日(木)、5月28日(木)を予定しています。
読み聞かせを通して子どもたちと本をつなぐ時間は、これからも変わらず続いていきます。ヨムヨムの活動もまた、新しい年度へと静かにバトンをつないでいきます。
3月。新しい年度への期待感と少しの切なさが混じり合う空気が漂う校舎で、今年度最後の定例会と朝読みが行われました。
定例会では、今期執行部副代表からの挨拶に続き、来年度執行部を代表して次期代表よりご挨拶と執行部メンバーの紹介がありました。
次期代表からは、「“ごめんなさい”“すみません”ではなく、“おたがいさま”の気持ちで、無理のない活動を続けていきたい」との言葉も。
また、司書さんからは、ヨムヨムがこれまで少しずつ活動を広げてきたことを振り返りながら、「その時々の状況に合わせて、無理のないかたちで続けていってほしい」とのお話もありました。
来年度に向け、新しい体制でのスタートを感じるひとときとなりました。
そしてこの日の朝読みは、6年生にとって小学校生活最後の読み聞かせ。卒業を間近に控えた子どもたちへ向けて、特別な企画が行われました。
【6年生最後の読み聞かせ 〜卒業企画〜】
6年生の教室では、6年生保護者のヨムヨムメンバーの皆さんによる卒業企画が行われました。
私が見学させていただいたクラスでは、黒板に「ヨムヨムさん📖 6年間ありがとう!」という言葉が書かれていました。子どもたちが書いてくれたその言葉に迎えられ、温かな雰囲気の中で読み聞かせが始まりました。
旅立ちの餞に選ばれた絵本は、ドクター・スース 著/伊藤比呂美 訳『きみの行く道』(河出書房新社)です。
これからの人生を歩んでいく中で出会うさまざまな出来事や選択を、ユーモアと少し哲学的な言葉で描いた物語です。
未知の道を進むことや、時には立ち止まる時間もあることなどが、抽象的な表現で語られています。少し難しく感じる部分もあるかもしれませんが、子どもたちは最後まで静かに耳を傾け、絵本のページを真剣な表情で見つめていました。

読み聞かせのあとには、子どもたちが全員で立ち上がり、代表の児童が感想と感謝の言葉を伝えてくれました。そして最後には、クラス全員で「ありがとうございました」と声をそろえてくれました。
絵本の中には、こんな言葉があります。
「きみの頭には、脳みそがつまってる。
靴には、足が入ってる。
つまり、行きたい方角へちゃんと行ける。」
これからそれぞれの道を歩んでいく6年生の背中を力強く押してくれるような言葉でした。
今はまだ難しく感じる部分があったとしても、いつかふと思い出したとき、また違った意味で心に響く日が来るのかもしれません。
もし覚えていたら、大人になってからもう一度この本を開いてみてほしい――そんな思いのこもった、卒業前の特別な読み聞かせの時間でした。
最後に卒業の記念として、ヨムヨムで6年間に読んだ本254冊をまとめた冊子が子どもたちに贈られました。
「これからの人生で、皆さんそれぞれに大切な一冊が見つかりますように」――そんな願いを込めて、6年生保護者のヨムヨムメンバーの皆さんが心を込めて作成されたものです。
ページをめくると、これまでの読み聞かせで出会ってきた本のタイトルの数々が並んでいます。朝の教室で本に耳を傾けた時間が、子どもたちの記憶のなかに静かに思い出されていくような、素敵なプレゼントになったのではないでしょうか。

【今月の黒板装飾】
今月の装飾テーマは「卒業」です。春らしい色合いの花々が、門出を祝うように黒板を彩っています。
卒業も進級も喜ばしいことですが、同時に環境が変わるということは勇気のいることでもあります。子どもたちがそれぞれの道へ進んでいくこの季節に、図書室からささやかなエールを込めて“おめでとう”の飾り付けを行いました。

来年度も新1年生図書ボランティア見学会を予定しています。新1年生の保護者(希望者)を対象に、朝の読み聞かせの様子をご覧いただく機会で、4月30日(木)、5月28日(木)を予定しています。
読み聞かせを通して子どもたちと本をつなぐ時間は、これからも変わらず続いていきます。ヨムヨムの活動もまた、新しい年度へと静かにバトンをつないでいきます。