主な活動場所
登山  
 春秋冬:首都圏近郊の山 
 夏  :日本アルプス、東北の山

定例会
 月一回 : 文京区内施設

 仏果山~高取山~宮ケ瀬湖(東丹沢)

2020-02-22
●日時:2020年2月22日(土)
●集合場所:小田急線本厚木駅
●行程:本厚木駅(8:30)~バス~土山峠(9:20)→仏果山(11:25)→高取山(12:35)→宮ケ瀬湖(14:30)→愛川大橋(バス停)~湯花楽厚木店~本厚木駅
●参加:10名
●天候:曇りのち晴れ、時々雨

2月22日、猫の日。

本厚木駅前より乗り込んだ神奈川中央交通のバスはほどなく市街地を離れ、山あいの道をどんどん進みます。
途中細い道で大きなトラックとギリギリですれ違う場面も。
相模ナンバーはけっこう運転が荒い印象を持ちましたが、たぶん偏見です。

県道わきの「土山峠」バス停を降りると、道路の反対側に小さな登山口が。
そこで簡単な自己紹介をしてからスタート、するも、いきなりけっこうな傾斜が続きました。

体験を含めて2回目の山行。
実は私、最初の20分間、結構しんどいなーと思っていましたが、
やせ尾根を一列になって、皆さん、Talk is cheapな感じで黙々と登っていきます。

空をふと見上げると、すっかり青空が広がっています。
天気予報は微妙な感じだったので、ちょっと嬉しい誤算。

そのかわりの花粉警報です。今日は風も強く、周りには杉の木がたくさん見えます。
ここで生まれた花粉たちが東京方面にたくさん旅立って、
花粉症の患者を大量生産しているんだなあと考えると、ちょっといたたまれない気持ちにもなりました。

しばらく歩いていると、左手に不意に宮ヶ瀬湖が見えてきます。
ブルーなのかエメラルドグリーンと言ったらよいのか。その美しさに一同から歓声が。

この宮ヶ瀬湖に沿って尾根を歩いていくようなコースなんですね。
身体が疲れたときも、このブルーだかグリーンだかの美しい湖面を眺めると頑張れました。
なんて素晴らしいシステムなのでしょう。


少し休憩を取りながら1時間40分くらい歩くと、1つ目の目的地である仏果山の山頂に到着。
ここで1枚目の集合写真。
Oさんが少しだけ罰が当たりそうな方法での撮影を敢行しました。
この後の道中で事故が起きませんように・・(笑)

この山頂には物見やぐらのような展望台があり、皆でわいわいと登ってまた記念撮影。
宮ヶ瀬湖がここまでで一番よく見渡せ、反対側には厚木市街、その奥にはおそらく横浜方面の街並みが。

大きなテーブルとベンチもあり、ここで皆さん昼食も済ませました。

高取山山頂に向けて出発。
ここまでくるとしばらくはなだらかな尾根道を歩き・・と油断していると、また急な登りへ。
そしてスリリングなロープ場が。これ落ちたら死ぬな・・と思いながら、
なるべく下を見ないようにしつつ、やっぱり下を見てしまいます。

家族。友人。仕事の仲間。ライバル。人生で出会って別れていった人たち。
ダメだ。あきらめるな俺。(大袈裟)

そんなこんなで、まもなく高取山山頂に到着すると、2回目の集合写真と、もぐもぐタイム(死語?)。
ここにも物見やぐらのような展望台がありましたが、もう誰も登ろうとしません。

ここから下りメインとなりますが、たまに急なロープ場もあって気が抜けない中、
なだらかな場所を歩いているときに限って、足を少しくじいてしまいました。
「家に帰るまでが遠足」という格言が頭をよぎります。

そしてしばらく歩いて・・
不意に展望の良い場所に出て視界が広がると、言葉を失いました。


宮ヶ瀬湖が目の前に広がっています。丹沢の山々と美しい湖面。ここち良い風。
「今日は本当に参加してよかった」と涙が出そうになりました。

疲れた身体に風が心地よく・・ここちよ・・ちょ・・ちょっと風強いですよね。。
まるで春一番みたいな風だなと、思っていたら、気象庁発表でこの日の風が今年の春一番でした。

そしてついに、水とエネルギー館前に到着。ここで今日の山行はおしまい。
ここからは宮ヶ瀬ダムの横をインクライン(ケーブルカー)で降りていきます。


この宮ヶ瀬ダム、最近のダム人気ランキングでは黒部ダムなどを抑えて、日本で一番人気なんだそうですね。
神奈川県民の水がめ。
そして去年の台風では治水能力の高さを証明したともいわれています。

その後はバスで厚木の市街地へ。湯花楽厚木店で入浴と食事。
湯花楽から駅までは施設のシャトルバスで帰るという完ぺきプランでした。

早朝に自宅を出たときは雨。入浴の後でバスに乗るときも結構な雨。
でもその間の山行中は雨も降らず、暑すぎず寒すぎず。ホントに天候に恵まれた一日でした。

企画していただいたリーダーMさんはじめ、
ご一緒した皆さま、本当にありがとうございました。

写真は全部Oさん撮影のものを使用させていただきました。感謝です。

次回の山行までに、もっと体力をつけるどーー(汗)