主な活動場所
浜松市立積志中学校

 ジュビロ杯争奪 天竜西地区チャレンジカップ結果

2020-02-05
 1月恒例の「チャレンジカップ」が行われた。この大会は静岡県サッカー協会の主催で、「大会への出場機会が少ない選手を中心に出場させる」という特徴がある。部員数の多い学校では公式試合になかなか出られない選手も多いだろうし、素晴らしい趣旨の大会である。父兄にとっては、公式戦ユニフォームを纏って戦う子供たちを撮るシャッターチャンスでもある。

 ただ、試合内容を簡潔にコメントするのは難しい。まず今大会、学校によってグループリーグ予選を戦うブロックと、最初からトーナメントのブロックが半々混在しており、その理由・趣旨も示されていない。また出場してくる選手も、1年生主体の学校もあれば、2年生の多い学校もある。レギュラーでもポジションを変えれば出てよいようである。要は出場機会が少ない選手を中心にしていたら何でもありのような雰囲気である。こうなってくると、選手たちの中にも「ガチンコ感」の薄い者が出てくる。積志に関して言えば、公式戦なのにどこか練習試合的なぬるさが漂っていたように感じたのは、私だけだろうか?

 しかしこれは考え方次第なのかもしれない。たまにはサッカーの試合を勝負抜きで楽しんでもバチは当たるまい。最近学校の部活動がしばしば問題になっている。時間的・強度的にどこまでやらせるのか、勉強との両立はどうか、教師の負担は?サッカーをとことんやりたい人もいるだろうし、適度にやって勉強や自分の時間が欲しい人もいるだろう。競技である以上、勝つことを目的に一生懸命やらねば、面白みも減り、得られるものも少ないだろうが、そうかと言ってサッカーしかない中学校生活というのも、バランスが悪くてよくないだろう。そこをうまくバランスさせてやってほしいと思う。そしてサッカーへの取り組みも、できるだけ選手たちに自ら考えさせ、自主的にやるよう導いてもらえたら理想である。もっとも自分の子供たちを見ていれば、不安定な中学生たちを相手に、そのような指導をするのはさぞ大変だろうと推測するのであるが・・・。

そのような訳で、結果を記すのみに留める次第である。

B1グループリーグ
積志 vs 浜北北部; 0-2 ×
積志 vs 東陽; 3-2 〇
グループ2位

順位決定戦(2位同士)
積志 vs 北浜;1-3 ×