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 2019年9月度開催案内&7月度開催報告

2019-09-05
OUG特許分科会 2019年度
9~11月度主査:須藤 健次郎
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Ⅰ.2019年9月度 (第426回) OUG特許分科会開催案内
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【日 時】2019年9月13日(金) 14:00 ~ 17:00

【場 所】日本図書館協会会館 5F 会議室1
     東京都中央区新川1-11-14
     http://www.jla.or.jp/traffic_guide/tabid/75/Default.aspx

【テーマ】先行技術調査

【内容】クライアントから下記の内容で
    特許出願をしたいとの相談を受けました。

    このため、以下の発明の先行技術調査を行い、
    クライアント向けの報告書を作成して下さい。

※ 今回の課題は2018年11月の「分類付与演習」で用いた問題です。
 

【課題・背景】
ペットの位置を知るために、通信機能を備えた首輪をつける技術がある。
一方、近年、カバーエリアが半径数メートルであるフェムトセル基地局が複数設置されている。
フェムトセル基地局の配下にペットが入ると、
首輪の通信機能が当該フェムトセル基地局を介して
飼い主が所持する携帯端末と自動的に通信を開始する。
飼い主は、当該フェムトセル基地局の位置情報を取得することで、
ペットがどこに居るか知ることができる。

しかし、飼い主は、ペットがどこに居るか分かるものの、
ペットがどのような状況にあるか知ることはできない。

【発明の概要】
フェムトセル基地局は、
予め登録されている識別番号を有するペットの首輪との通信を開始したとき、
フェムトセル基地局に配置されたカメラによる周囲の撮影を開始する。

さらに、フェムトセル基地局は、自局の位置情報と
カメラにて撮影した動画情報とを、
通信を開始した識別番号に紐付けられているユーザの携帯端末へ配信する。

ペットの飼い主であるユーザは、フェムトセル基地局から配信された画像を
携帯端末のディスプレイで閲覧することができる。
これにより、飼い主は、ペットの位置情報を取得できると共に、
ペットがどのような状況にあるか知ることができる。

【発明の効果】
ペットがどこにいるかがすぐに分かり、
さらに、カメラ動画を確認することで、
ペットがどのような状況にあるかを知ることができる。

【担当幹事】須藤 健次郎



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II. 2019年7月度特許分科会開催報告
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【日 時】2019年6月14日(金) 14:00 ~ 17:00
【場 所】日本図書館協会会館 5F 会議室1
     東京都中央区新川1-11-14
     http://www.jla.or.jp/traffic_guide/tabid/75/Default.aspx
【テーマ】「特開2002-355683」新規性調査
【報 告】
    工程の個々の単位操作については、先行特許があり、本願特許の
    成立は難しいとの感じを持った。
    しかし、膜脱気工程で得られた、水室からの水の酸素を次工程の
    TOC分解工程で活用するという発想の先行特許は見当たらなかった。
【担当幹事】辻川
【出席者】4名
【新規参加者】なし