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千葉市美浜区磯辺

 成長期に起こりやすい痛み

2019-06-04
ストレッチ、大事です。本当に。

よく走る選手は、かかとやひざなど足の故障に悩まされることが多く、整形外科に通ったり、高機能インソールを入れたり、痛みが引くまで休んだりしてしのぎますが、一番効果的なのは「毎日のストレッチ」です。昨年かかとの痛みに悩まされ続けたOBのSO君、今でも毎晩のストレッチを欠かしません。もう痛いのヤダ、そうです。
以下、芳村整形外科医院ホームページみんなのスポーツ医学 より引用です。


いわゆる骨端症(こったんしょう)とは、成長期に成長軟骨の部分で障害を起こす病気ですが、特にスポーツによって起こりやすくなります。

◆年齢で痛む部位が違う
成長する骨によって痛む場所と年齢が違います。
かかと⇒小学2~5年生
膝⇒小学校高学年~中学生
腰⇒高校生 

◆かかとの骨端症
10歳ぐらいの男児で走ることが多い子に多いようです。これは下腿3頭筋が、かかとの骨の成長軟骨を刺激することによって起こります。最初は走るとかかとが痛いといいます。

◆膝の骨端症
オスグッド病として有名です。11歳から15歳ぐらいの走ったり・ジャンプするスポーツに出現します。たいていは18歳頃までに治りますが、お皿の下の骨がでたままになることもあります。

◆予防法は、
年齢とオーバーユース(使い過ぎ)によるものが大半なので、成長期には、練習量・練習方法を考えることが重要ですが、ストレッチが不足していることも原因です。

◆ストレッチをいつ、どれくらい行うのか
運動の前後に行うのは当然です。成長期には一日何回も行ってほしいし、身長は主に寝ているときに伸びるのでお風呂上がりや寝る前にも行ってほしいです。運動前に行うのは、事故を防ぐためで、運動後に行うと筋肉の疲れが早く回復するという報告があります。行う時間は長ければ長いほどいいのですが、実験的には各筋肉を10秒間充分延ばした状態を4回行えば80%ストレッチが完成されているという報告があります。はずみをつけるとかえって筋肉が収縮してしまうのでゆっくり伸ばしてください。


芳村整形外科医院ホームページ みんなのスポーツ医学
http://www.dodo2.net/orth/sprts/No5.htm
http://www.dodo2.net/orth/sprts/No13_.htm