主な活動場所
国立市、立川市

 クルピ監督の言葉

2014-06-04
 君たちは、「夢」を持たなければならない。どんな選手になり、どこで、どんなことをしたいのか。選手として、何を成し遂げたいのか。

 それを、できるだけ具体的に、できるだけ強く思い浮かべるのだ。

 それは、「あの選手のようになりたい」ということでもかまわない。

 アタッカーならメッシ(バルセロナ)やクリスティアーノ・ロナウド(レアル・マドリード)に、ディフェンダーならチアゴ・シウバ(パリ・サンジェルマン)らに憧れる者が多いだろう。

 日本人選手なら、「本田圭佑(ACミラン)、真司(香川真司=マンチェスター・ユナイテッド)、長友佑都(インテル)のように海外で活躍したい」と考える者が多いはずだ。

 「夢」を持つことは、サッカー選手に限らず、誰にとっても極めて重要だ。

 もしあなたがコンピュータ好きなら、「スティーブ・ジョブズやビル・ゲイツのようになりたい」と考えるかもしれないし、歌手志望ならマドンナやビヨンセを夢見るかもしれない。もちろん、「医者になって病気の人を助けてあげたい」でもいいし、「警察官になって市民の安全を守りたい」であってもいい。

 あえて人と違うことを目指す必要はない。興味があり、本当に好きで、適性がありそうな分野を目指すのだ。

 そして、何か「夢」を持ったら、それを実現したい、とひたすら強く思ってほしい。

 この「ひたすら強く思うこと」が大切だ。「できればこうなったらいいな」ではダメ。それくらいの軽い願いを、私は「夢」と呼ばない。「誰が何と言おうと、俺は絶対コレになるんだ」と強く思うもの、それが私の言う「夢」だ。