主な活動場所
広州市天河区

 ビリヤードの道具 タップ

2017-09-24
ビリヤードキューの先端の部分をタップ(英語ではtip)と言います。ここはプレイ中に唯一手球に触れることが許された部分です。手球に回転を与える役割で、ビリヤードの道具の中ではチョークの次に消耗する道具と言えます。主に革や樹脂などで作られており、近年は何枚もの革を貼り合わせた「積層タップ」が主流です。

積層タップ

各メーカーから様々な弾力に違いのあるタップが販売されていますが、基本柔らかいタップから硬いタップまであり、硬いシャフトには柔らかいタップが合うとか、プロや上級者は硬いタップを好むとか言われていますが、個人の好みが一番大事なようです。
革でできているため、撞き続けるとどんどん横に広がってきたり、タップ表面が硬化してチョークが付着し難くなってきますので、ヤスリで表面を削るなどのメンテナンスが必要です。タップを頻繁に交換する人もいれば、殆ど交換しない人もいます。タップの寿命にも個人差があります。驚くほど多種のタップがありますので、自分に合ったものを探すのもビリヤードの楽しみ方の一つかもしれません。樹脂系の硬いタップは、ブレイクキューやジャンプキューで使われます。