主な活動場所
横浜市栄区
ホームグランド:桂台小学校

 第5回 クラブへ協力

2020-02-29
2020年度がスタートしました。

といっても、新型コロナウィルスでとんでもないスタートになっていますが、いつもの日常が戻ってくるのはいつになるのでしょうか?

さて、気分を変えて!今回は「めざせ!ベストサポーター」から
「クラブへ協力」です。




 一般的に、少年団やクラブの活動に
は、みなさんの協力が不可欠です。
 みなさんの一生懸命な応援や献身的な
協力のお気持ちはたいへんありがたく、
子どもたちにも励ましになります。

 練習の送り迎え、また、特に遠征や試
合等では、年齢が低いほど、引率やお世
話の必要が生じます。

 実際、そういった協力なくしては運営
が成り立たないクラブもあります。


 何から何まで、やれる限り何でも、で
はなく、クラブの考え、指導方針と合う
ようにしましょう。クラブとよく相談し
て、求められていることを確認しましょ
う。

 いちばん重要なのは「子どもたちの成
長にいちばんいいこと」をすることです。
みなさんのやりがいや満足、あるいは大
人同士のつながりを保つためではないの
です。

 本当はクラブに積極的にかかわりたい
と思っていても、いろいろな事情ででき
ないばかりに、いたたまれず子どもにク
ラブをやめさせてしまうのも、残念なこ
とです。子どもが犠牲になるようなこと
があっては本末転倒です。

 あくまで子どもの活動のサポートであ
ることを忘れずに、大人同士で考え、話
し合い、カバーし合っていくことが大切
です。


 ただし、無関心はこどもにとって非常
にさびしいことです。
 忙しい、余裕がない、といった事情は
あるかもしれませんが、気にかけ、関心
をもち、機会をつかまえてそれを表現す
るには、いろいろな方法があると思いま
す。できるやり方からやってみてはいか
がでしょうか。気にかけてもらているこ
とは、子どもにとって喜び、励み、勇気
になります。

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
いかがでしたでしょうか?

子供は安全安心な場があって初めて思い切りチャレンジやトライが出来ます。
その安全安心な場は親の協力が欠かせません。

親のかかわり方。
それは、

  ✔見守る

です。

まだ子供が3.4歳の幼い頃、公園で夢中で遊ばせているときにでも
お母さんやお父さんがそばに居てくれるのが分かっているからこそ夢中で遊べます。

子供にとって、親が傍に居る。というだけでこんな安心感はありません。

そして、夢中で遊んでいる我が子を微笑ましく見守っている。
子供はこれ以上の安心感は有りません。


クラブも同じように、「傍に居る」=「係わっている」という事で、子供はとても安心感を感じます。

親が全く無関心なら、子供はそれを感じ取ってしまいます。

係わり方というのは、何も色々な手伝いや係りをすることではなく、
我が子に関心を持つように、クラブやコーチにも少しだけ関心を持っていだだく。というだけでOKです。

その中で、自分の出来る範囲で係わる。

そうすれば、子供は安心してサッカーに集中できます。

クラブに関心を持つことで、確認したい事や聞きたいことが出てくると思います。
なんでも聞いてくださいね。
コミュニケーションが何よりも大切なことだと思っています。


また、コーチに対して批判的だったり、仲間や他の親に対して悲観したり、偏見があったりしたら、子供に大きく影響します。
少しでも不安要素があれば、聞いてみることでお互いの考えを理解出来、解決策が出てくるかもしれません。

公田SCは出来るだけ親の負担を無くすように不要な係りや当番は無くしてきました。
でも、無くなった分だけ関心まで無くなってしまうのは寂しいです。

子供に今日どんな事があったのか、どんなところが楽しかったのか、何に気付けたのか?
ただただ、聴いてみてください。子供からサッカーやクラブの事を。

そんな風に関心を持っていただけることが、クラブとしてとても嬉しいことなのです。

では、また次回。

JFAキッズリーダー
スポーツメンタルコーチ
キッズコーチ協会 1級コーチ
しつもんメンタルトレーニング インストラクター
公田SC 冨田 兄一郎