主な活動場所
桃井第一小学校の学区域周辺

 土曜日学校「紙ヒコーキ王選手権」

2013-11-30
今日は、土曜日学校の第15回紙ヒコーキ大会がありました。

昨年わが桃一は紙質にこだわり記録を大幅に伸ばし杉並区全体で多数の入賞者を輩出しました。今年は土曜日学校運営委員の西村さんのつてで、折り紙ヒコーキ協会関東支部より講師の松田一優先生をお招きし、距離部門・滞空部門ともに直接指導をしていただきました。

松田先生は武蔵野市役所のお仕事のかたわら世界大会など出られたり、テレビなどの紙ヒコーキシーンなどでは監修をつとめるなどかなりその筋では有名な方で、現在滞空時間の記録で日本第2位の実力の持ち主です。
そうした期待からか児童の参加も昨年を上回る50名以上にのぼりました。

おやじの会からは、5名が参加し、当日お手伝いのお父さん3名の皆さんと共に設営・進行・計測・記録・誘導などに活躍いただきました。
競技は「規定(矢形)の距離」、「自由形の距離」、そして「滞空時間」と三部門を概ね30分ずつに分けて行い、それぞれに松田先生から折り方やコツの指導がありました。

先生からは、
 ・紙になるべく触らない
 ・中心線に向かって折るときには中心から蕎麦一本分あける
 ・折り重なった部分のボコボコを再度しっかり折り筋をつける
 ・紙ヒコーキを後ろから見た形をYの字にする
 ・落ちやすい&舞い上がりすぎの微調整は羽の後ろを上下に曲げて調整する
など目からウロコのアドバイスを沢山受けました。

説明や制作時間が短かったり、出来上がったヒコーキで練習したくてつい何度も投げ本番では湿っ湿っのぐしゃぐしゃになっていたりなど、いかにも小学生らしいシーンは沢山ありました(笑)。

静かな闘志を燃やしていたものの良い記録が得られず涙に暮れる子も意外に多く、けどしばらくすると気を取り直して次の部門で頑張ったり、そこはさながらテレ朝の熱闘甲子園のようでおもしろかったです。

冷たい体育館でしたが、子供たちはヒコーキ投げたりそれを取りに行ったり動きも多かったようで寒さ知らずで熱気にあふれていました。
突出した記録は出ませんでしたが全体的な記録は昨年より伸びた印象を持ちました。

ギネス記録では、距離が69.1388m。滞空が29.19秒。
特に滞空の世界記録は日本人が冬の札幌ドームで出したものらしく、投げるときの初速は時速約70キロで15~6mまであがりゆっくり下りてくるそうです。また気候条件も一見気圧が低い方が高く上がりそうですが、空気密度が低い分落ちるのも早く、冷たい高気圧状態のなか上昇気流が発生するタイミングが最も飛行条件がよいなど、かなりマニアックでおやじにとっても面白いお話を聞かせていただけました。

今日の三部門の低学年と高学年の優勝者は、週明けの朝礼で校長先生から直接表彰状を授与される予定です。そして記録はおやじネットワーク杉並に供出され、2月頃をめどに区内の約17校の記録と照らし合わされ成績上位者には記念品が授与される予定です。

はてさて、どんな順位になりますか今からとても楽しみです。
結果が出た時には皆様にお知らせいたします。