主な活動場所
三笠小学校グラウンド

 第37回潮来市長杯スポーツ少年団サッカー大会 2日目

2021-03-21
 潮来市長杯2日目は前日からの荒天予想によりスケジュールが変更され、トーナメント方式に変わりました。ボールが戻ってしまうほどの風は瞬間7m/s!大人でも立っているのがやっとな強風と雨の中、三笠小SSSのみでなく、参加した他のチームもよく頑張りました。

 U-12 6年生の最後の大会となった潮来市長杯では、勝敗より最後の試合を楽しんでもらうため、積極的に6年生だけを起用するチームが多かったようです。その中でも選手達の中には勝敗にこだわり、涙を見せる姿がみられた点が印象的でした。

悔し涙は無駄にならない!! 頑張れ!!
健気で声援を送らずにいられません。

 三笠小SSS U-12もスタメンは全員6年生(5年生のカイジは同行ご苦労様でした、来年ヨロシク)!
 昨日初スタメン、初ゴールを決めたシュウジは今日の試合でもスタメンで起用され、なんと前半早々、中央ライオの打ったシュートのこぼれ球に詰めたシュウジが昨日に引き続き得点を決めました!今日はしっかりボールをとらえてシュート!そして、この得点が最終的な決勝点となりました。

 シュウジは6年生になってサッカーにチャレンジしてきたけど、出場チャンスはみんなほど多くありませんでした。二日連続で得点しチーム勝利に貢献するとは!!

ナナトは6年生になってキーパーに起用され、慣れるまで大変でしたが、ライナー性のパントやゴールキックはセンターラインを越えてボールを運べる武器でした。今大会では一対一を止めるシーンや相手の得点チャンスを何度も止めました。

 ユウマは、周りに指示を送りながら最終ラインで相手をケアします。CBでありながら攻めるチャンスでは中盤まで上がり攻撃参加!今大会初めてじゃないかな?キャプテンマーク!

 ヒロトはユウマと共にDFの要、体を入れ相手からボールを奪ったり、右サイドを抜かれそうなピンチを何度も救ってくれました。大きな声で仲間を鼓舞するムードメーカーで、今回の試合では特にしっかり声をかけました。

 ソウタは一見おとなしそうですが、相手との一対一で体を当てながら中盤でボールを奪うシーンが何度もみられました。攻守で中盤のボールを中央前、左右に分けて配給し、自らもシュートにチャレンジできました。

 ライオは得点を期待される三笠小SSSのエースで、今大会でも2,3人に囲まれるシーンが多々ありました。DFを引き連れながら周りに配給したり、サイドをエンドまで持ち込み上げたクロスで何度も得点チャンスを作りました。

 ハルトは主に今回の試合では左前にポジションをとることが多く、ライオ、ソウタと連携し左サイドを上がるシーンは見事!シュートで終わらせる攻撃パターンの一つはハルトが絡んでいるし今大会でも得点を決めました。

 ミッキーは今年に入って入団したにもかかわらず右前のポジションで活躍しました。まだまだボールがつかないけど、俊足を生かしエンドまでボールを運ぶシーンや、今大会ではドリブルで持ち込み相手をかわしシュートまでもっていくことができました。残念ながら得点はできなかったけど、ゴール前に詰める嗅覚は十分!

 サトシも今年に入り入団した一人。それでも「試合に勝ちたい」という言葉をよく口にしていたのはサトシだったように思います。まだまだどう動けばいいか?というところで戸惑いもあるけど、今大会では何度もスルーパスを受けゴール前に持ち込むシーンもあったし、ゴール前で背中を向けた状態からターン・シュートで得点を決めました。

三笠小SSS U-12チームのみんな!お疲れさまでした!

 これから中学校にあがってサッカーを続ける子、違う道を選ぶ子、道は様々だと思います。毎日ボールを蹴って足に着けることを習ってきた技術は、自転車に乗るように、大人になっても忘れない技術です。部活動だけがサッカーを続ける場所ではありません。できれば様々なところでサッカーを続けてもらいたいと切に願います。

 潮来市長杯は、コロナの影響で開催も危ぶまれましたが、結果的に三笠小SSS U-12チーム集大成となりました。試合数の少ない今年度、彼らの活躍チャンスをいただきました「潮来市長杯」には心より感謝いたします。

ありがとうございました!