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中部公民館・西部公民館

 要望書の作り方 No.3

2018-11-13
きみです。
要望書の話の続きです。

制度の悩みもあります。
例えば、送り迎えの悩み。

昔はバンビーは17時まででした。
フルタイムで働いていると、
多くの人は迎えに行けないですね。

要望を出し続けた結果、
少しずつ18時、19時までとのびてきました。
長期休暇の開所もも9時だったのが8時になり
土曜は15時まで(!)だったのが
平日と同じになりました。

また、他地域では
小学1年の壁・小学4年の壁
と呼ばれるものがあります。

保育園の待機児童は有名ですが
学童保育にも待機児童が存在します。
定員があるからです。

入学はしたものの、学童に入れない。
小学4年になったら、卒所させられる。

でも奈良市は定員がないんです。
入所基準を満たせば原則入れるし
6年生まで通い続けられる。

どちらも保護者には嬉しい話。
ただ、言いかえれば、

開所時間が長くなる
→指導員さんの残業が増える
定員がない
→子どもが増え続け、すし詰め状態になる

という現状があったりもして、
保護者目線だけではなく、
指導員さんや子どもの目線も必要です。

この場合なら、
指導員さんをもっと雇用して
1人当たりの勤務時間を減らす、
子どもたちのスペースを確保するため
新しく建物を建てる、
などの解決策も合わせて要望していかないといけませんね。

でも何かをするには
どこかに歪みが出るのは当然で
それを恐れてたら何もできないのも事実。

まずは困っていることがあれば認識し
諦めるのではなく考えてみる。
子どもがバンビーが嫌と言ったら
理由をよく聞いてみる。

そこがスタートだと思います。