[記事掲載]生コン工場を見学~熊本高専生に品質管理披露

2014-11-21
 
熊本県生コンクリート工業組合青年部(寺田聡会長)は19日、八代市の生コン工場で国立熊本高等専門学校の学生を招いて見学会を開催した。業界のイメージアップと若い技術者の入職を促す狙い。生コン製造に至るそれぞれの過程を紹介し、厳格な品質管理に取り組んでいる業界の姿勢を披露した。
 見学したのは、熊本高専八代キャンパスの建築社会デザイン工学科4年生の36人。工場は八代市中北町にある宮崎生コン第二工場で、生コンが製造・出荷されるまでの一連の流れを説明し、プラント内の施設を見学した。製造過程での説明ではコンピューターにより、完全制御され品質管理を行っていることを技術委員のメンバーらが解説した。
 寺田会長は「我々生コン製造業の課題は、なんと言っても技術者の育成。若い人たちから興味を持ってもらえる魅力ある基幹産業となるよう努力しなければならない」と取り組みの重要性を強調。「高度な品質管理を行っている現場を見ていただき、就職先の一つとして選ばれる業界を目指す」(イメージアップ委員会・竹内竜裕委員長)と話している。      (株)西日本建設新聞社


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