生駒神社の御神木

往馬大社（生駒神社）の歴史はたいへん古く、創立年代は定かではありませんが、生駒谷十七郷の氏神としてこの地に鎮座し、奈良県内では大神神社や石上神宮と同様に神奈備（生駒山）を御神体として祀られた日本有数の古社であります。また、神社の境内を覆う鎮守の杜は奈良県の天然記念物に指定されており、太古から変わらぬ自然の森を今に守り伝えています。



参道の階段を上ってすぐ右手、拝殿のほぼ正面に、杉の古木があり、これが御神木です。
　
　ご覧の通り痛々しく焼けただれています。戦前に落雷に遭い、さらに40年前には火災にもあったのです。　



　幹の直径1.5ｍ、高さ15ｍ　よーく見ると　上の方の枝は青々と茂っています。
この脅威の生命力には誰もが畏敬の念を抱きます。

　この生命力にすがって幹には絵馬が掛かっています。


　これで今年いっぱい、皆さんも酒飲んで歌って楽しく健康に過ごせるでしょう。