熱

2020-10-12
上越サッカー選手権が終わりました。

準決勝、スピード、重量感のある相手に決め手が作れないなか、むしろオフェンスが特徴のプリマはよく頑張って守っていたな、という印象でした。

各選手は専門性が高くなってきており、ゲームプランや選手の特徴など、自ら狙いを持ってプレーする選手が増えてきているいなと感じます。
また、プレーエリアに割と適正な人数が配置されていたのは狙っていたのか、狙っていないにしても、何か感じるところがあるんでしょうか、ここ最近のベストゲームだった準々決勝もなにかうなずけるものがありますね。


チームスポーツとして、戦うスポーツとして一番大事なこと、テンションはどのチームも作ってきますが、さらに大事なこのパッションがみられたのが一番の収穫でしょうか。

特に難しい世代だと思いますが、仲間がいいのか、これをこの世代で体現できるのは、この先の成長に大きく影響してくると思います。


残念ながら準決勝はPKで敗退でした。
大事なのはこの瞬間です!

もちろん悔しかったんでしょう。最近、わたしが絡むどの世代でも感じることができなかったので、久々に刺激もらいましたし、見てるこっちまで泣けてきました。


さて、中1年生のとき、いや5年生からみていますが、あんなにヒョロヒョロしていたキャプテンが、わたしがみる限り、ゲームの中心となっていました。
組み立てまではいかないにせよ常にボールに近くにいてパスに絡む、ディフェンスの潰しどころ。よくみていないとみえてこないと思いますが、ボランチとしてしっかりと仕事を果たしていましたね。

1年前のフットサルからこんなに成長するものか、と。
体格からスピード感はまだみえてきませんが、性格的にも優しいながらにも相手としっかりと戦う姿勢、そして明るい性格と、真剣に取り組めるようになれば「本質をおさえた」サッカー選手になるんじゃないでしょうか。

5年生のとき、おかっぱ頭で走り回っていて、身体も小さく学年の中でも「たくむ〜」的なキャラで正直わたしも目にとめてませんでしたが、静岡にいる大学サッカー部の後輩がなんか光るものがある、と言っていたのをたまに思い出します。
たくむ本人も、かもしれませんが、昔から少年の指導をやっているその後輩な、見る目もすごいな、と最近のキャプテンをみると感じます。