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株式市場、先物・オプション市場

 昨日は異様に強い相場だった。29,000円は抜けないと思ったのだが・・・。

2021-02-09
 おはようございます。

 春と冬が交互に来る感じでまさに「三寒四温」となっているが、花粉も既に飛び始めており、春の気配が色濃くなってきている。株式市場は昨日は急騰となったが、昨年末にみられたように突如とした上昇という感じになっている。米国でも決算発表が出揃ったところでの高値更新となっており、先行きに対して楽観的ということだろう。

 ただ、実体は単純に金余りということでその象徴がゲームストップ株ということなのだろうし、ソフトバンクG(9984)の好決算ということだろう。まさにバブルということなのだと思う。テスラが暗号資産に投資をしたということなども典型的なバブルであり、新型コロナウイルスで失業者なども増えているなかでまさに「経済対策バブル」であり、「二極化バブル」ということだろう。バブル最盛期では「いかにお金を集めるか」ということに腐心して実体経済との乖離が大きくなるので、そうしたところに資金を投入しないことが大切である。最後に上昇となるであろう出遅れ銘柄も続々と買いシグナルが出てきているが、現在まだ底値圏にあり、上昇の兆しが見えてきた銘柄が注目される。

一気に29,000円を超えて上値を試す動きとなった。積極的に買い上がる材料もなく、好調な決算発表も出尽くしたということで手仕舞い売りも嵩んできそうだ。さすがに29,500円では上値も重くなるものと思われ、29,000円台固めとなるかどうかということだろう。

本日の投資戦略

昨日の上昇はあそこまで上がるとは思わなかったが、昨年末のパターンと思われ、指数先行、とにかく上がるから買うということなのだろう。「ゲームストップ株」の動きと同じで、金余りが原因のバブル相場であることには間違いがないということだ。

バブルではないという向きも多いがどこまでもいつまでも上昇すると思っていることがバブルであり、2018年2月や10月のような急落となるような場面もあるのではないかと思う。誰もが下がるはずはないと思うところがバブルのピークだと思うし、テスラがビットコインを購入したということも象徴的な出来事ではないかと思う。

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