主な活動場所
株式市場、先物・オプション市場

 買い先行となるのだろうが・・・ 寄り天にも注意!?

2021-03-08
 おはようございます。

 啓蟄も過ぎ、杉の花粉も飛び交っているがまだまだ寒い日もあるということだ。10年前からこの時期になるとなんとも涙腺が緩んでしかたないが、株式市場も波乱含みとなっている。決算月の先物・オプションのSQ(特別清算指数)算出もあり、持高調整の売り買いで指数も大きく動くと想定していて良いと思う。

 調整感が漂っているが、バブル崩壊の序章ということなのだろう。ここでさらに強気な向きが増えると逆にバブル崩壊が早まり、皆が弱気になると案外値持ちが良く、昨年3月や4月のような展開になるのだろう。今の段階ではまだまだ強気な向きも多いような気がする。

29,000円を超えそうだが29,000円を超えたところで戻り売りに押されるのかどうかということになる。当面は29,500円水準が上値となりそうで、上値の重さを確認して再度下値を試す動きも見られるだろう。そうなると28,000円前後まで一気に下落ということもあるかもしれない。

週末の米国株は大きく反発となったが、金利上昇懸念は否めず、日本市場も戻りを試すも上値が重いということなのだろう。買われすぎ銘柄の修正安は「彼岸底」に向けて進むということになりそうだ。

ボラティリティが高止まりしているので、引き続き現在の価格から大きく離れたところのコールとプットの売りポジションを作るということで良いだろう。欲張らずに大きく離れた水準でポジションを作れば大丈夫だと思う。

急騰急落がまだまだ繰り返されそうだが、どちらかというと大きく下に放れそうだ。先物・オプションSQ(特別清算指数)算出に向けての思惑で大きく一方向に動くということも想定しておくといいだろう。