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 日経平均だけ強いけど・・・ 3万円を超えると売られる!?

2021-04-05
 おはようございます。
 
 公園の桜もすっかり葉桜となり、イチョウやケヤキの木もすっかり緑になってきた。株式市場もここへきて新規公開が増えているが、ほとんどの企業が上場当初が高値となって、その後株価は低迷、出来高もできず、「上場ゴール」のような感じになっている。新規公開時の公募株がプラチナチケットのようになっており、新規公開の仕方なども少し考えた方が良いのではないかと思う。適切な資金調達ではなく次々と新しいゲームのネタを提供しているようにも思える。
 
 日経平均という指数も少し改良するというか改善することは考えないのかとても不思議だ。米国のダウ平均のように、影響度が大きな銘柄と小さな銘柄の差を減らすようにしないといけないのではないかと思う。単純に平均しているだけの指数なのにもかかわらず、採用基準が売買高というようなこともおかしな話でもあり、改善の余地は大きいと思われる。225銘柄を採用している意味がない指数でもあり、ほんの1銘柄2銘柄で指数が動かされ、さらにその1銘柄、2銘柄の比重が大きくなるということにもなる。日経新聞社には株式市場全体の指標となるように改善を期待する。
 
30,000円の攻防となりそうだ。30,000円は超えるかもしれないと思っていた向きも多いので特に超えたからといって買い急ぐ動きもなく、逆に上値も重くなるのではないかと思う。30,000円を付けたことで達成感から売られるものも見られそうで、当面は30,000円を超えると売れるということで29,500円までの下落もあるだろう。
 
先週末は日経平均に影響の大きな銘柄だけが高いという状況で日経平均は大きな上昇となった。買われすぎ銘柄が再度買われすぎ水準を目指す動きになっているがさすがにここからは上値の重い銘柄も多くなるだろう。
 
ボラティリティーが低下しているので買いを入れたいところだ。上昇に対してはスプレッドを組み、下落に対してはプットの買いで対処するということで良いだろう。5月限月でも単純にストラドルの買いという手もあるが、スプレッドの組み合わせに分がありそうだ。
 
30,000円を超えてさらに買い上がるかどうかが注目されるがいったんは30,000円水準で上値を押さえられると思う。下値は28,500円程度まで下落もあり得るがまずは29,500円、そして29,200円程度までの下落が考えられる。
 
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