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 29,200円を抜けるか!? 日銀金融政策決定会合の結果発表は売りなのか!?

2021-04-27
 おはようございます。
 
 今朝も寒い朝となったが、昨晩は綺麗な丸い月を久しぶりに眺められた。本日が満月ということだが、株式市場も決算発表が本格化するなかで連休を控え、さらに日銀の金融政策決定会合もあるということで変化する日となる可能性もある。買われすぎ銘柄は買戻しが一気に進むということもありそうだし、買戻し一巡となったものは冴えない展開になるだろう。
 
 決算発表も出尽くしとなる例も多くなっており、好決算=これからの株高ということでもないだろう。一瞬大きく買われて、打ち上げ花火のように派手に上昇して終わりという例もあるのだろうし、逆に大きく売られていたものはさらに売られるというところが当面の底値になるというケースもあるだろう。一番困るのかどっちつかず、反応がないというケースでしっかりと押し目を見極め、上昇が始まるところをしっかりと見つけるということになるだろう。ピンポイントではわからないのだから、のんびりと「まだ買える」という銘柄を買っておくということでも良いだろう。
 
引き続き29,200円を超えるかどうかということになりそうだ。超えないと昨日のように再度下値を試す動きになるのだろう。金融政策決定会合の結果などの影響や指数に影響の大きな銘柄などで振らされることはあるのだろうが、28,800円~29,200円を中心に28,500円~29,500円水準での保ち合いが続くと思う。
 
米国株はまちまちで日銀の金融政策決定会合を控えて方向感に乏しい展開となりそうだ。夜間取引やシカゴ市場の日経平均が堅調なことや米半導体関連銘柄が堅調となったことを受けて日本市場も昨日同様に半導体関連銘柄などを中心に堅調なのだろうが上値も重い展開となりそうだ。日銀の金融政策決定会合で何も変わらないとか、金融緩和の出口などが示唆されるようなことがあれば手仕舞い売りに押されることになるだろう。
 
オプションや先物の戦略としてはとりあえず保ち合いを前提として考えていいだろう。ただ、抜けた時にどうするのかの対処法はしっかりと考えておく必要があるだろう。決算発表に関しては買われているものも売られているものも出尽くしとして反対売買が中心だと思う。買われていたものはよほどのサプライズがないと売られるのだろうし、売られていたものは買い戻されることになるだろう。
 
保ち合い相場は放れると一気に大きく動くことになるので、しっかりとその動きにはついていかなければならないだろう。損切が失敗ということがあっても損切も大切になる場面も出て来ると思う。保ち合いの放れには要注意だ。
 
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