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 売り先行で「月末の売り」に押されるのか!? 「突如の買い」「月初の買い期待」で押し上げられるのか!?

2021-05-31
 おはようございます。
 
 今朝は風もそれほどでもなく穏やかな朝となった。初夏の「良い気候」という雰囲気だが、依然として新型コロナウイルスの感染拡大が止まらず、東京五輪もいろいろと騒がしくなってくるだろう。株式市場は月末ということでの持高調整の売り買いが中心となりそうだが、月末売、月初買いのアノマリーがみられるかどうかということになりそうだ。月末売りはともなく、月初の買いは見られそうで、下がれば買われ、上がれば売られるというよな右往左往する相場となりそうだ。
 
 特に理由のないなかで、動いた方に大きく動くということや朝方突如として買いが入るというような展開がみられるが、動いた方に大きく動くという傾向が顕著だ。アルゴリズム取引やAI投資などが絡んで一斉に動くということなのだろうが、マネーゲーム的な雰囲気が強くなっているような気がする。相変わらず、目先の値動きばかりにベットするようなゲームとしての株式の売り買いも多いようで、指数と個々の株価の動きとの乖離も大きい。指数に惑わされず、きちんとした投資をしているとしっかりとしたリターンが得られると思う。
 
29,000円を超えてきたが、再度29,000円の攻防となるのではないかと思う。先週末の反動もさることながら、引き続き保ち合いとなると思うので保ち合いの中心がおそらく28,800円~29,200円、そして大きく見ても28,500円~29,500円と見られ、その下値を試すことになりそうだ。
 
週末の米国株は堅調だったが、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が売られていたことから売り先行となりそうだ。「月末の売り、月初の買い」ということでの持高調整の売りも嵩みそうで先週末の反動もあり指数先行での下げとなると思う。
 
引き続きボラティリティーの急騰はなさそうだが、ボラティリティーが低いところでスプレッド戦略などをとってもいいかもしれない。ただ、今週は乱高下となる可能性もあり、6月限月から7月限月に利益確定優先で乗り換えて行くのもいいだろう。
 
ボラティリティーが上昇したところでは月末の売りが出ればディープアウトのプット売り、月初の買いが入ればディープアウトのコール売りで対処していけば良いと思う。単純な売りが心配であれば、スプレッドにすれば良いだろう。
 
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