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 冴えない展開ながらも底堅さがみられるか!? 買われすぎ銘柄の修正安は一服となるか!?

2021-06-10
 おはようございます。
 
 本当に日本から春と秋がなくなったという感じで、梅雨も忘れるような天気となっている。株式市場はエーザイが連日のストップ高となって、指数を下支えしているような感じだが、割高銘柄の修正安が続いている。それほど大きな材料とも思えないし、これから競合やもっと良い薬が出たり、承認取り消しもあるのではないかとの懸念があるなかで、買われるということはそれだけ、ほかに良い銘柄がないということなのだろう。
 
 また、押し目と思って買ったファーストリテイリングやソフトバンクGなどが戻らないので塩漬けとなっている場合にこうした銘柄を売って、エーザイに乗り換えれば儲かるのではないかという魂胆なのだと思う。ただ、そういって買ったところが高値ということもよくあることであり、「押し目待ちに押し目なし」であるのと同時に、「高いところでは買わない」ということを徹底しておくだけでも塩漬けとなるのを防ぐことができると思う。あとはエーザイにみられるような空売りはしない方が株式投資では利益が出しやすいと思う。
 
想定された保ち合いの中での動きとなっている。引き続き28,800円~29,200円程度での動きであり、28,800円を下回ることがあれば28,500円、29,200円を上回れば29,500円まで、というように考えておけば良いと思う。
 
米国株が軟調となった割には夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が案外しっかりとしていた感じだが、買戻し一巡となったものから売られて本日の日本市場もさえない展開が続くと思われる。上値を買い上がる材料には乏しく、下値の節目を試すように売り急ぐ場面もありそうだ。買われ過ぎ感が強い日経平均に影響の大きな銘柄から売られるだろう。
 
保ち合いが続くという前提でいったんしかけてみても良いと思う。ただ、オプション売りであれば、慎重にディープアウトの売りに徹するか、ボラティリティーが低下するようであれば買いも交える戦略が良いだろう。ただ、日経レバレッジやインバースなどとの組み合わせであれば案外売りのチャンスとなる場面もありそうだ。
 
いったん動き出すと大きく動くということになるのだろうが、動かないうちは動かないし、動くだろうと思っていると動かないものだと思う。とりあえずはまだまだ保ち合いが続くということで下値に近づく、上値に近づくという場面でそれぞれ仕掛けてみたい、利食ってみたりしたい。
 
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