主な活動場所
株式市場、先物・オプション市場

 空売りが積み上がっている銘柄が買われる!? 売られたものが買われ、買われたっものが売られる!!

2021-06-15
 おはようございます。
 
 いつもそうなのだが、梅雨入り宣言が出ると天気が良くなる。今日は雨も降るということでやはり梅雨なのだろうがしっかりと降る時は降るということになるのだろう。株式市場は先物・オプションのSQ(特別清算指数)算出が終わり、次の日銀の金融政策決定会合などを控えて持高調整の売り買いが中心となっている。米国でもFOMC(公開市場委員会)や週末のクワドルプルウィッチングを控えての持高調整が中心でこれまで目先的に買われていたものが売られ、売られていたものが買い戻されている状況だ。
 
 日本では先物もオプションも日経平均だけという感じだが、米国では個別株のオプション取引が多く、ヘッジなどの手段として多く使われている。株式を買うよりも値動きが大きく、さらに単純な信用取引などよりもレバレッジが効くということで個人投資家(投機家)にも利用されている。日本でも個別株のオプションがあるがほとんど利用されていない。実際には非常に便利な派生商品であり、投機にも投資のヘッジにも使えるものなので是非使って見るといいだろう。個人向けに取り扱っている証券会社が少ないが皆が関心を持てば取り扱う証券会社も出て来るだろう。
 
夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が節目とみられる29,200円を超えてきており、現物指数も抜けてくるだろう。次の節目と見られる29,500円水準までは一気に上昇するということもないのだろうが、可能性もあると考えておいて良いと思う。75日移動平均線を抜けて雲を抜けるかどうかということになるが、遅行スパンがローソク足の急落の日柄に応答しており、本日堅調であれば天底一致ということで今週末が天井となる可能性が出て来る。
 
米国株高を受けて本日の日本市場も買い先行となりそうだ。米FOMC(公開市場委員会)や日銀の金融政策決定会合などを控えて売り方の買戻しなども見られ堅調な展開となるだろう。積極的に買い上がるということでもなく指数の節目を意識して上値は重いと思う。
 
保ち合い相場が続くという前提で良いと思う。米国も高値目前でダウ平均も失速しており、今度はナスダック指数が失速することになりそうで、日経平均もいったん上値を試しても29,500円あたりがいっぱいということになるだろう。ここからは下落を前提の持高調整で良いだろう。
 
ボラティリティーが低下しており、ベアスプレッドなどが良いのではないかと思う。上値は思いと思うが万が一という方向で考えておくといいだろう。それでもまだこれまでのショートストラングルなどの持高は維持で構わないだろう。
 
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