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株式市場、先物・オプション市場

 想定以上に下落となったが、戦略は成功!? また保ち合いに・・・

2021-06-22
 おはようございます。
 
 昨日から雨も降らず梅雨の合間の好天となっているが、まだまだこれから梅雨本番ということのようだ。株式市場は大幅下落となったが、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が大きく反発となっており、元の保ち合い水準に戻るのではないかと期待される。ただ、昨日の大きな下落の要因が米国で早期の利上げが示唆されたということになっているが、多分に「クワドルプルウィッチング」の影響があったと思う。そうした「フェイクニュース」に反応してしまうのが今の相場ということだろう。
 
 証券会社では信用取引を勧めており、空売りも勧めているようだが、昨日のような下落局面で下げを加速させたり、さらに急反発の要因となったりと、相場の波乱要因の一つとなっている。空売りの積み上がりが異常な上昇をもたらせたりということもある。そして安いところで売って、高いところで買い戻すということも少なくはないだろう。空売りなどは本来投機であり、ゲームであり、デイトレードと同様に株の素人は手を出すものではないと思う。
 
下値を試す動きとなったが、行き過ぎの修正から28,500円を超えてくることが期待される。それでも一気に29,000円まで戻すということでもなく、今度は28,800円や29,000円というところがいったんは上値となってくるのではないかと思う。
 
米国株が反発となったことを受けて本日の日本市場は大きく反発となりそうだ。寄り付きから買戻しも交えて大きく買われそうで、買いが一巡となった後にさらに買われるかどうかということになる。基本的にはこれまでの保ち合いが継続しているということだろう。少なくともまだまだ指数に影響の大きな銘柄が買われ過ぎの修正が続いているものがあり、これまで以上に上値は重くなるだろう。
 
先物の戦略としては上値の重さを確認して売り、底堅さを確認して買戻し、そして新たに買うとうことになるだろう。オプションは昨日の急落で買ったコールオプションは利益をさっさと確保するということでいいだろうし、売ったプットオプションはそのまま様子をみるということでいいだろう。
 
先物を高いところで買ってしまったという場合でも今日反発となる場面でコール売りをするといいだろう。さらに上値が重くなるようであれば、利益を確保、あるいは損切りするという手もありそうだ。いずれにしても先に述べたように保ち合いへの回帰ということでさらにここから3万円まで上昇するというようなことはないと思う。
 
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