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 買い気に乏しい展開が続く!? 今日は下値を試す動きか!?

2021-06-24
 おはようございます。
 
 梅雨空ではあるものの雨が降らないということで何となくすっきりとはしない天気だ。それでも蒸し暑くもなく、涼しくて過ごしやすい。株式市場も特に売り急ぐこともなく安心感もあるのだが、買っても上がらないというような雰囲気になっている。自分が買ったあとにみんなが買ってくれないと儲からないのだから、みなが今日中に買ってくれなくても明日でも明後日でも買ってくれれば儲かるというような投資が良いと思う。
 
 6月もそろそろ終わりに近づき、今年も既に半分が過ぎようとしているが、株式市場はいっこうに方向感が見られない。積極的に買い急がなければならないという理由もなく、控えているイベントと言えば東京五輪・パラリンピックであり、特に株価への影響があるかというとそういうことでもないだろう。そうなるとやはり、東京五輪・パラリンピックよりは4~6月期の企業業績であり、日銀の金融政策決定会合であり、その先に控えている総選挙ということになるのだろう。
 
29,000円という水準が上値となりそうな気配だ。ここで下値を試す動きとなって28,800円を割り込むようであれば、さらに上値の重さが嫌気されるということになりそうだ。当面28,500円~29,500円というよりは、上値が29,000円水準となりそうだ。
 
米国株はまちまちだったが、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が軟調となっており、本日の日本市場は売り先行となりそうだ。特に売り買いを急ぐような材料もないが昨日の相場が全く動きが見られなかったこともあり、方向感が出ると一気にセンチメントが傾くということもありそうだ。買われ過ぎの日経平均に影響の大きな銘柄などを中心に戻り売りに押されることになるだろう。
 
ボラティリティーが低下しているので売り難い感じでもあるが少し下向きに考えてコール売りなどを仕掛けてもいいかもしれない。既に売っているという人は何もしなくてもいいという状況であり、焦って何かするということはしなくてもいいだろう。
 
日経平均の保ち合い水準が一段下がるという可能性が高い。28,500円~29,000円程度の保ち合いが続くと見方で良いのではないかと思う。これからポジションを作り難いが底堅さが見られてから反転のポジション、上値の重さを確認しての下向きのポジションというようにゆっくりと考えても良いと思う。
 
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