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 堅調ながらも上値の重い展開か!? 8月や11月は「月初の買い」が続いたが・・・

2021-02-02
 おはようございます。

 まだまだ寒い日が続いているが、日差しは春の日差しであり、まさに「新春」という雰囲気だ。株式市場は米国発の調整となっているが、上がるにしても下がるにしても大きな動きになるケースが多い。動かないときは全く動かないし、それだけ周りの動きを見て動くという参加者が多いのだろう。買われすぎ、売られすぎも行き過ぎることが多いが、結局は業績に見合った水準で落ち着くとことになるのだろう。

 決算発表も本格化しているが、かなり「織り込み済み」という雰囲気で好調な決算も既に買われすぎている銘柄が多くなっている。今回の株価の調整も「ロビンフッダー」がどうしたということが言われているが、結局は買われすぎている銘柄の調整が下落の大きな要因ということだろう。業績が悪化するから売られるということではないのだから、買われすぎの修正が売られすぎとなったあたりから落ち着いてくるものと思う。

28,000円を回復したことで今度は28,200円、28,500円というところが上値の目処となりそうだ。逆に手仕舞い売りに押されて下値を試す段階で28,000円をキープできるかどうかも注目されるところだ。決算発表が出揃ったところで改めて買われすぎということになれば再度27,500円あたりまでの調整もあるのだろう。

本日の投資戦略

日本株も米国株も大きな反発となったが、「月初の買い」が入ったものと思われる。米国では市場の混乱が落ち着いたからということだが特にそうしたことでもなく、相変わらず世界的な金余りのなかで下がれば買いたいという向きも多いのだろうし、日本の積み立て投資の資金も米国に流れている面もあると思う。

月初の買い以降に買いが続くかどうかということだが、昨年7月末から8月始め、そして10月末から11月という流れを見ていると当面は堅調な展開が期待されるところだ。ただ、決算発表を見ても買われすぎている銘柄が多く、堅調ながらも上値が重い展開が続き、上値の重さを嫌気して売られる場面もでてくるのだろう。単純に下がったから買うということではなく、慎重に個別にみていく方がいいと思う。

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