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株式市場、先物・オプション市場

 下値を試す動きか!? 29,500円を割り込むか!?

2021-04-15
 おはようございます。
 
 昨日は天気の割には暖かく、今日は逆に天気は良いが寒い朝となった。季節の変わり目ということなのだろうが、株式市場もこれまでの「イケイケ」という状況から変化もありそうだ。米国のベージュブックでも物価上昇が指摘され始めており、日本でも物価上昇なども気になる場面も出てきそうだ。
 
 決算発表が米国で始まったが銀行株の決算は明暗が分かれる形となった。これから決算発表に一喜一憂することになるのだろうが、株価が先行している感もあり買われすぎ銘柄の修正安がみられると思う。高値圏にある銘柄は好調な決算でも売られるということもあるのだろう。
 
引き続き29,500円~29,800円を中心に上がれば売られ、下がれば買われるということなのだろう。この保ち合いをどちらに放れるかということだが、さらに下値の目途とすれば、29,200円や29,000円、そして28,500円水準だろうし、上値は30,000円、30,200円、30,500円というところが節目として意識されるのだろう。
 
米国株も買われているというよりは売られていないという雰囲気で日本市場も同じように売り買いの決定的な材料に乏しく、戻り売りと押し目買いのせめぎ合いが続いている。業績面から買われすぎている銘柄も多く、特に指数に影響の大きな銘柄の手仕舞い売りに押される場面も多くなってくるだろう。
 
ボラティリティーも底入れ感がでてきており、そろそろ動きが出るのだろう。週末にかけて手仕舞い売りに押されるものも多くなると思われ、いったん下向きに動くとボラティリティーの上昇なども含めて下げが加速するかもしれない。
 
上値は30,000円を超えるという雰囲気でなくなっている感じだ。今度は下値を試す動きになるのではないかと思われ、29,500円を割り込むと一気に下落ということもありそうだ。指数に影響の大きな銘柄も買われ過ぎ感が強く、冴えない展開となるだろう。
 
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