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株式市場、先物・オプション市場

 どこまで戻すか!? も重要だが、「いつまで戻すか?」にも注目!!

2021-05-17
 おはようございます。
 
今年は梅雨入りが早いようで、近畿・東海地方も梅雨入りとなった。関東も梅雨空となっているが、これが本格的な梅雨となれば、長い梅雨を警戒しなければならない。株式市場も大きな下落からの反動高となっているが、本日もどこまで戻すかということだろう。季節が早まっているだけであればいいのだが、長い梅雨となれば、農作物への影響、お米への影響も気になるし、インフレが進む要因となる可能性もある。
 
 今回の暴落が下落の始まりなのか昨年来みられる一過性の下げで「押し目」ということなのか、今週の動きではっきりとするが、これまでの下落になかったインフレ懸念、新型コロナウイルスの感染拡大懸念、そして地政学リスクなど諸々「適温」でないことが多くなっているという事実は確認しておくに越したことはないだろう。
 
27,500円を割り込んだとこから切り返し、一気に28,000円を超えてきた。ここからさらに上昇して28,500円~29,500円保ち合いの水準に戻すことになるのか、27,500円~28,500円での保ち合いで上値を試すことになるのか、買戻し一巡後に買い気がどの程度出て来るのかで決まるのだと思う。
 
週末の米国株が堅調となったことから本日の日本市場も買い先行となりそうだ。いっきに上値の節目とみられる28,500円を試すということでもなく、まずは28,000円台固めということなのかもしれないが、買戻しを急ぐ動きがみられれば買いが買いを呼ぶ形となるかもしれない。いずれにしても割安感が強い銘柄などから買い直されるのだろう。
 
下落の始まりとしてもまだ目先的には急落が続くというよりはいったんは戻りを試し、保ち合いとなるのではないかと思われ、ポジションとすれば節目とみられるところまで戻し、上値が重くなれば下落に備えるということでいいだろう。
 
ボラティリティーの低下が続けば、日経平均が節目と見られる28,500円や28,800円まで戻したところで逆に下落に備えてプット買いなどで対処すればいいだろう。コール売りやプット買いで利益が出ている場合も利益確定の仕方を工夫すれば利益の拡大も図れるかもしれない。
 
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