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 1日遅れの「月初の買い」に期待!! 寄り付きから30分が勝負!?

2021-06-02
 おはようございます。
 
 昨日は天気は良いが気温が低く、過ごしやすかった。今朝は曇り空で梅雨入りと思わせるような天気だ。株式市場も昨日は期待された月初の買いも見られず、日銀のETF(上場投資信託)が見られなくなったことも含めて、市場の変化がみられるということだろう。
 
 ここからはコロナ後を見据えての動きということになるのだろうが、単純に経済の回復ということだけで測れない面もあると思う。特に金融緩和の終了に関してはこれからも取り沙汰されては市場の足かせになるのだろうし、日経平均採用銘柄の指数株価算定方法の変更も市場への影響は小さくないと思う。特に今すぐにということではないだろうが、「適温相場」といっているうちに大きく変化しているというのが今の相場なのだろう。
 
夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が冴えないことから今度は下値を試す動きとなりそうだ。いったんは28,800円水準で下げ渋りとなったが、指数に影響の大きな銘柄の調整が続くようであれば、28,500円の節目を試すことになるのだろう。ただ、当面は引き続き28,800円~29,200円を中心に28,500円~29,500円水準での保ち合いとなるだろう。
 
米国株が金利上昇を嫌気して上値の重い冴えない展開となったことや昨日月初の買いが見られなかったことから本日の日本市場も冴えない展開となりそうだ。指数に影響の大きな銘柄が買われすぎの修正安が続いており、月初の買い期待が剝がれたこともあり、下値を試すことになりそうだ。
 
日経平均は冴えない展開となり、下値を試すことになりそうだが、日経平均VIの上昇には要注意ということだろう。メジャーSQ(特別清算指数)算出に絡んでの動きが出始めるところでもあり、売りが売りを呼ぶというパターンも想定しなければならないだろう。資金効率は落ちるかもしれないが、ここはヘッジも含めての戦略が良いと思う。
 
損失限定でないポジションはいったん利益を確保し、大きく下がるようであればそこで新たにポジションを組むという手もありそうだ。大きく下がらなければ再度戻すということになるので、今度は戻したところで保ち合いを前提としたポジションを組むということで良いのだろう。
 
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