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株式市場、先物・オプション市場

 戻りも期待されるが、買戻しも限定的か!? 週末の手仕舞い売りに注意!!

2021-08-20
 おはようございます。
 
 今朝もい天気だが、天気の割には湿気があるような感じだ。昨晩も月に傘がかかったような感じで、少し幻想的だった。株式市場は暗中模索という感じで米国での金融緩和縮小懸念が日本でも引っ掛かってきそうだし、自動車販売が芳しくないというような景況感の悪化に関するニュースにも敏感に反応している。

 逆に言えばそれだけ株価が動くニュースが欲しいということだろうし、芳しくないニュースで見切りがつけば塩漬けの解消になるのだと思う。塩漬けが解消すれば、再度資金が入るということになるし、乗り換えと考えた場合には安くなっている銘柄、割安感が出ている銘柄などが買われるということになる。大きく下がったから売って、別な大きく下がった銘柄を買うというようなこともみられるだろう。PER(株価収益率)が高い銘柄を売って、低い銘柄に乗り換えるというようなこともあるかもしれない。

27,500円を上回ると売りということで今度は27,500円が上値という雰囲気になりそうだ。夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が一時27,000円を割り込む場面も見られ、27,000円を試す動きもあるかもしれない。当面下値模索ということになりそうだ。
 
米国株はまちまちだが、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が一時大きく下落する場面も見られたこともあり、本日の日本市場も冴えない展開となりそうだ。週末の手仕舞いの売り買いが中心とみられるが、どちらかというと手仕舞い売りを急ぐ動きとなりそうだ。ハイテク銘柄などの買戻しで下げ渋りはみられるのだろうが、空売りの積み上がっている銘柄も少なそうで冴えない展開が続くだろう。
 
下げ渋りも見られたがトヨタの急落で足を引っ張られた形だ。空売りが増えていれば買い戻しで下げ渋るのだろうが、空売りが増えないことで本日も下値を試すことになりそうだ。ただ、27,000円を割り込むと買われるということになりそうなので、27,000円を意識する水準では下げ止まると思う。
 
逆に買われすぎ銘柄に買い戻しが入り半導体関連銘柄などに買いが入れば堅調となる場面もあるかもしれない。寄り付きからの売りが一巡となった後に買戻しを急ぐ動きがみられるかどうか、売られすぎ銘柄に買いが入るのかどうかが注目される。ある程度底堅さがみられるということでの戦略で良いのだと思う。
 
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