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株式市場、先物・オプション市場

 上がれば売り、下がれば買いという状況が継続だろう・・・ 月末の売りを意識する展開に!!

2022-05-26
 おはようございます。
 
 今日もいい天気で鳥も元気にさえずっている。株式市場も米国株は反発となった。ただ、反発力も弱く、地合いの悪さが示されている。懸念されていた通りに、足元は好調、先行きは悪化というような決算を発表する企業が多く、世界的な金余りバブルの崩壊となっているということだ。今期の企業業績が好調ということで強気にみている向きも多いようだが、インフレが進む中で企業業績が好調ということになると日銀の金融緩和に対するスタンスも変化してくるのだと思う。

 今年は利上げの年となるかと思ったが、欧米だけで日本や中国は利上げということにはならないようだ。インフレに対する金融当局のスタンスの違いと言えばそれまでだが、インフレに目を瞑っても金利を低く押さえざるを得ないということなのだろう。日本のように預金をする人が多いのであれば金利が高い方が利息収入が増えて、消費に回るということで景気がよくなるのではないかとの見方もできる。黒田日銀総裁の任期の話題が出そうな数か月先には金融緩和の終了などが取りざたされることになりそうだ。参議院選挙までは現状のままということなのだろうが、選挙後の施策などもそろそろ考えておいても良いと思う。
 
全くこれまでと状況は変わらず、上がれば売られ、下がれば買われるということなのだと思う。日経平均の水準としては26,500円~27,000円を中心とした保ち合いという状況には変わりないだろう。27,500円を超える、あるいは25,500円を割り込むということでないと現状の保ち合いトレンドは変わらずと見ても良いと思う。
 
米国株が堅調となり夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が買われていたことから買い先行となることが期待されるが、米国市場の引け後に半導体関連銘柄の慎重な業績見通しなどが発表されており、ハイテク銘柄などを中心に戻れば売りとばかりに売られるようなものも出てくるのではないかと思う。米国株も堅調とは言え、下落の割には戻りが鈍く、戻れば売りというような状況での下値模索が続いており、本日の日本市場も買われすぎ銘柄を中心に冴えない展開となるのだろう。一方で、売られすぎ感が強いものも多く、4~6月期の業績の落ち込みなどがはっきりと見えるまでは底堅さも見られるのだろう。
 
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