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株式市場、先物・オプション市場

 ジャクソンホールよりもPCEが気になるが・・・ 28,500円を超えてから買い戻し一巡後の動きには注意!!

2022-08-26
 おはようございます。
 
 夏になって見かけなかった鳥もどこからか戻ってきたようで今日は久しぶりに見かけた。株式市場は底入れ感が出ているものもあるがまだまだ持高調整の買い戻しという域を出ず、調整が続くと思われる。ジャクソンホールでのFRB(連邦準備制度理事会)議長の講演も特に何もないのだろうが、個人消費が好調ということになるとインフレ懸念が強まり、米国では金利上昇が嫌気されるようなことになると思うし、日本でも消費が好調、インフレが続くということになればさすがに金融緩和の終了が取りざたされることになると思う。そう考えるとさらに買い上がるにはしっかりと消費も設備投資も好調で、企業業績もインフレ以上に向上する必要があると思う。

 米国では消費が好調でインフレが進むという傾向にあるようだ。良いインフレに近づいている可能性もあり、ここから企業業績の底入れ反転が見られるのかどうかということになる。ただ、目先的にはまだまだ金融緩和の終了での利上げが景気を落ち込ませるのではないかとの懸念が先走る状態が続くのだろう。特に買い上がる材料となり難いものが多く、売られないから買われるという相場がどこまで続くのかということになる。いったん大きく下げることになれば今度の底入れが本当の底入れという具合になってわかりやすいのではないかと思う。
 
28,500円を回復できそうな雰囲気だが買い戻し一巡後にどこまで買えるのかということなのだろう。当面は29,000を超えるというよりは29,000円を意識すると売られると思うし、逆に28,500円を再度割り込むと今度は28,000円あたりまでの下落となるのだろう。
 
米国株が高くなったこと、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が堅調だったことから買い先行となりそうだ。週末の持高調整の売り買いが中心となりそうで空売りが積み上がっているものは買い戻しで堅調となるのだろうし、買い戻し一巡となったものは売られるのだろう。先行きに対して楽観的な見方から買い急ぐというようなこともないのだろうから、上値も下値も限られるだろう。まずは戻りを試し、上値の重さが気になると手仕舞い売りに押されるというような感じではないかと思う。
 
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