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株式市場、先物・オプション市場

 SQ後にも買い戻しが続くのか!? 中国の経済指標や香港市場も気にしておこう!

2022-09-09
 おはようございます。
 
 今朝もはっきりとしない天気で、明日の中秋の名月も見られるのかどうか気になる。株式市場は米国で戻り相場が期待されるような状況だが、世界的な金融緩和の終了が続いているということ、インフレに対する警戒が強いということを考えるとここからさらにイケイケどんどんというわけにはいかないのではないかと思う。日本でも中間期末ということでもあり、期末特有の持高調整、そして日経平均の銘柄入れ替えなどもあり、しっかりと買い切れない状況なのだと思う。

 昨年の9月の急騰などの再現も期待されるが、今年はすでに買い戻し相場は8月に終わった感もあり、ここからは金融政策決定会合なども気にしなければならず、基本的には戻れば売りということなのだろう。積極的に買い上がる材料もないので空売りが積み上がれば再度29,000円を目指すことになるのだろう。期末要因での波乱もあり、日経平均の銘柄入れ替えの構成銘柄売りもあって、冴えない展開が続くのだろう。香港市場の低迷も気になるところでもあり、目先的にはちょっとしたことで大きく売られる場面も出てくると思う。
 
28,000円を超えてきてここで値固めができるのかどうかということになる。28,000円を超えたら売りという雰囲気もあり、25日移動平均線や基準線を意識して上値が重くなると再度28,000円を割り込むということだと思う。引き続き27,500円~28,000円を中心とした保ち合いなのだと思う。
 
米国株が堅調となったことで買い先行となりそうだ。ただ、先物・オプションSQ(特別清算指数)算出に絡む売り買いが一巡となった後は手仕舞い売りに押されるものもあり、上値は重いのではないかと思う。いったん上値の重さが確認されると週末の手仕舞い売りに押されそうだ。買い戻し一巡となったものから売られるという状況には変わりなく、さすがに冴えない展開となるだろう。中国の経済指標の発表もあり、香港市場の動向なども気になるところだ。
 
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