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株式市場、先物・オプション市場

 27,500円を割り込むか!? 雲を割り込むか!? いずれにしても手仕舞いの売り買いが中心だろう・・・

2022-09-21
 おはようございます。
 
 今朝はとても寒い朝となったがやはり気候の変動も極端で、これも異常気象ということなのだろう。株式市場は特に材料がないなかで、金融政策の行方を見極めるという状況だ。ただ、米国では利上げが続くことは織り込まれており、利上げ幅の問題となっているのに対し、日本ではまだまだ金融緩和が続くと見られている。日本でもそろそろ金融緩和の終了が取りざたされる可能性もあり、黒田日銀総裁の言質などが注目される。

 日本では金融緩和の終了が取りざたされると日銀保有のETF(上場投資信託)の売却が懸念される。ETFを日銀が売却するということになれば、誰が買うのかということになる。個別の銘柄では割安感があれば買われるのだろうが、割高銘柄が含まれているETFを買う必要もないわけであり、欧米市場以上に金融緩和の終了に対しては神経質な動きになると思う。まだ、誰もそうした話をしていないが、黒田日銀総裁の任期満了も半年後であり、日経平均の入れ替えの問題などに絡めて取りざたされないとも限らず、日本の株式市場のネックとなるのではないかと思う。
 
昨日は上値を試すことになったが、本日は下値を試すことになりそうだ。いずれにしても27,500円~28,000円を中心とした保ち合い相場が続いているということで当面はこの水準をどちらに放れても500円程度の値動きとなりそうだ。日銀の金融政策決定会合で方向感が出ることもないのだろうから、まだまだ保ち合い相場が続くということだろう。
 
米国株が安くなったことから本日の日本市場は売り先行となりそうだ。ただ、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物も下げが限定されていることなどもあり、空売りが積み上がった銘柄の買い戻しなどもあって下げ渋る場面もありそうだ。米FOMC(公開市場委員会)や日銀の金融政策決定会合などを控えて売り急ぐということもないのだろうし、上がれば売られ、下がれば買われるということなのだろう。
 
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