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株式市場、先物・オプション市場

 28,000円を保てれば大丈夫!! 空売りも積み上がっているようだが・・・

2022-11-14
 おはようございます。
 
 昨日は久しぶりに雨が降って、ますます紅葉も進みそうだ。本日はとても良い天気で少し暖かい感じだ。株式市場は週末も米国株は堅調、ナスダック指数は大幅高となっているが、まだまだ買われすぎ銘柄が再度買われすぎ水準まで戻しているということでもなく、グロース株と言われる銘柄などは下値模索が続いているという感じだ。日本市場でも買われすぎ銘柄の水準が高く、ここからさらに買われるのかどうか、日経平均の銘柄入れ替えやTOPIXの見直しなども絡んで、指数の上値は重いのではないかと思う。指数に影響の大きな銘柄の空売りが積み上がれば一段高も期待できるが、買い戻し一巡となったものから売られるということなのだと思う。

 決算発表も出揃ってきて、円安効果で上方修正となった銘柄などが多いが、先週は円高となって今後の為替動向も気になるところでもある。日米の金利差は開く一方ではあるし、米国でのインフレ終息も見えていない状況では金利差ということでは円高にはなり難いと思う。ただ、FTXの破綻に見られるような金融不安の懸念が生じると円が買われるということもあり、投機的な円安部分がはげるとすると、一段の円高からの円安効果の剥落ということもありそうだ。いずれにしてもまだまだ波乱も多く、日経平均も上値の重い展開となるだろう。
 
夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が28,000円を割り込む場面もあり、まずは28,000円水準で下げ止まるかどうかが注目される。28,000円をあっさりと割り込むようであれば、一気に27,500円前後までの調整もあるだろう。28,000円を割り込まなければ28,500円まで戻し、28,000円を割り込むと27,500円まで下がるという想定で対処したい。
 
週末の米国株は堅調、ナスダック指数は大幅高となったが、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が冴えない展開となったこともあり、本日の日本市場は売り先行となりそうだ。米暗号資産企業の破綻やソフトバンクGのけっさん発表など売り材料もあり、米国のインフレ懸念が払拭されたわけでもなく、また、円安効果で好決算となった銘柄が多い中で円高に振れたことなどもあり、買われすぎ銘柄を中心に、そして買い戻しが一巡となった銘柄を中心に売られることになるだろう。
 
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