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株式市場、先物・オプション市場

 27,000円まで届くか!? 特に買い材料もないのだが・・・ 

2023-01-23
 おはようございます。
 
 昨日は旧正月ということで寒い朝だが、東南アジアや中国などでは正月休みとなっている。日本では最強寒波襲来ということで連日報じられているが、株式市場も目先的には堅調な動きだが、日銀の黒田総裁の後任人事も含めて、金融緩和の終了が取りざたされることも多くなると思う。

 すでに欧米では金利上昇が始まっており、日本だけいつまでも「ゼロ金利」「マイナス金利」ということはないと思う。決算発表も始まる時期であり、いったんは買い戻しなども見られるのだろうし、好調な決算を発表する企業が多くなればまずは買われるのだろうが、金利上昇懸念も出てくると思う。今年の日経平均予測を見てもほとんどの「専門家」が3万円を超えるという予測をしているが、金融緩和の終了が始まった時に、そして、日銀保有のETF(上場投資信託)の処分などが話題になれば、「買えない」のではないかと思う。いずれにしても強気になっている人が多いときほど慎重に見た方がいいと思う。
 
26,500円を超えてさらに上値を試す動きが期待される。ただ、27,000円という節目を意識すると上値も重くなるのだろうし、上値が重くなったところで買い戻し以外に買いが入らず、逆に手仕舞い売りに押されることもありそうだ。これまでのように26,000円~26,500円を中心とした保ち合いが続くのか、一段上値での26,500円~27,000円水準での保ち合いとなるのか、注目されるところだ。
 
週末の米国株が大幅高となって、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が大きく上昇したことから本日の日本市場は買い先行となりそうだ。ただ、特に買い急ぐ材料があったわけでもなく、朝方日銀金融政策決定会合の議事要旨が発表されることもあり、新ためて日銀の金融政策変更などへの懸念が強まると手仕舞い売りに押されることになりそうだ。積極的に買い上がる材料には乏しく、寄り付きからの買い戻し一巡後にさらに買いが続くのかどうかということが注目される。
 
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