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株式市場、先物・オプション市場

 やっぱり27,500円は抜けないと思うが・・・ 月初の買いが期待されるが、節分天井も気になる・・・

2023-02-01
 おはようございます。
 
 今朝も寒い朝となったが、日中は幾分暖かくなるようだ。2月に入ったことで春めいて来ると期待される。株式市場は米国でのFOMC(公開市場委員会)を控えての買い戻しが入っているということもあり、米国株は再び大きく上昇となったが、それこそ「節分天井」となりそうな雰囲気だ。利上げ打ち止め感が強く、既に利上げ打ち止めを織り込んでいるとすれば、日本市場で日銀の金融緩和終了するのではないかとの懸念から売られたところで、金融緩和継続、何も変わらないということで大きく買われたが、逆に米国では何も変わらないということで売られそうな気がする。

 決算発表もどこまで織り込まれていたのかということが決算発表後の動きに現れており、決算が良いとか悪いとかいうよりも、良い決算がどこまで織り込まれているのか、悪い決算が発表されたから買い戻しが入るというようなことになっているものも多い。蓋を開けてみなければわからないというような面もあり、非常にやりにくい相場となっている。日経平均はしっかりと27,500円で蓋をされたような感じだが、26,500円の節目を抜けたときのように目先の需給だけで抜けるということもあるのだろう。ただ、こちらも「節分天井」が気になるところでもあり、抜けたとしても売り上がりということで良いのだと思う。
 
27,500円を再度試す動きになりそうだ。ただ、米国株高の割には夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物も上値が重いという印象でもあり、27,500円を試しては打ち返されるということが続くのだと思う。しっかりと抜け切ればいいのだが、27,500円水準でもたつくようであれば今度は27,000円を試すような調整は見られるのだと思う。いずれにしても目先的には27,300円を割り込むか、27,500円を超えるかということで、27,300円~500円水準での保ち合いが続くということなのだろう。
 
米国株が大幅高、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物も買われていたこともあり、本日の日本市場は買い先行となりそうだ。再度27,500円の節目を試すことになるのだろうが、月初の買いに押されて買い戻しを急ぐような展開になると一気に抜けてくるのだろう。ただ米国でのFOMC(公開市場委員会)の結果を見極めるということで27,500円水準では上値も重くなるのだと思う。積極的に買い上がるには決算動向も芳しいものではなく、日銀の金融政策が気になるところでは上がれば売りということなのだと思う。
 
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