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株式市場、先物・オプション市場

 28,000円を超えると売られる!? まだまだ上値は重いと思う・・・

2023-04-12
 おはようございます。
 
 今朝は薄曇りで夕方から雨になるとのことだが、風も比較的強く、春の嵐となるのだろう。株式市場は昨日はバフェット砲で押し上げられた形だが、それでも28,000円を超えると買えないというような状況になっている。金融緩和の継続も確認されてはいるのだが、これから今期業績見通しなども発表されてくるのだが、あまり期待はできないということなのだろう。地政学リスクなども考えれば、ここから楽観的には見えないのではないかと思う。

 日本では金融緩和の継続が言われているが、好調な決算を発表する銘柄が多くなってくるなかで、インフレ懸念が強まるようであれば、逆に言えば価格転嫁することによって企業業績が向上するということであれば、金融緩和の継続も取りざたされるのだろう。PBR(株価純資産倍率)の1倍割れ回避からの株価押し上げも期待されるのだが、日経平均に影響の大きな銘柄は1倍割れ銘柄は少なく、日経平均の押し上げにはあまり貢献しないので、いずれにしても日経平均の上値は重いということだ。

28,000円台を保つことができず、28,000円を超えれば売りというような雰囲気になっている。夜間取引で28,000円を超えてきたが、まだまだ上値を買い上がるような状況でもなく、28,000円を超えれば売りということなのだろう。大きな流れは全く変わっておらず、保ち合い相場の上限に近いところということで良いと思う。
 
米国株はまちまちとなったが、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が買われていたことから買い先行となりそうだ。昨日同様に寄り付きの買いが一巡となった後は手仕舞い売りに押されるものと思われ、上値の重い展開は続くのだろう。昨日は援護射撃があったので、上値を試す場面もあったが、米国でのCPI(消費者物価指数)発表を控えての手仕舞いの売り買いが主体となるなかで、買い戻し一巡となったものから売られるということになるのだろう。
 
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