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株式市場、先物・オプション市場

 買われすぎ銘柄の修正安は続くだろう・・・ 指数は下値模索ということ・・・

2023-08-03
おはようございます。
 
 相変わらず蝉の声は喧しいが、まさに夏本番!!という感じだ。株式市場は米国債の格下げなどが取りざたされて世界同時株安となっているが、根底には地政学リスクなどからのインフレ懸念、スタグフレーション懸念が高まったということだ。日本市場でも米国市場でも買われすぎ銘柄が売られているということであり、目先的な急騰の反動という面もあるのだと思う。目先的に買われすぎていたものが多いので、いったん調整となると一気に大きな調整となるということだ。

 結局はこれまでの状況から何も変わらないということで買われすぎからの修正ということだろう。これからは米雇用統計などの指標や債券からの資金シフトが見られるのかどうか、リスク回避から信用収縮の流れになるのかどうか、などをしっかりと見極めるということになるだろう。そして、企業決算は少なくとも拡大につながるような決算かどうかが注目される。日本でも金融緩和の終了が始まっているわけであり、買われすぎ銘柄の修正安は始まったばかりということかもしれない。これまで通り、割安銘柄、売られすぎ銘柄に注目して指数の上値は重いという想定で良いと思う。

節目とみられる33,200円~300円水準を割込み、下値の節目である32,800円をも割り込む状況となっている。この水準を下回ると32,500円や32,000円が目途となるのだろうが、これまでの想定通り、32,000円~33,000円を中心とした保ち合いが続いているということだろう。まずは下値模索ということだ。
 
米国株が大きく売られたこともあり、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が下値を試す動きとなった。この流れを受けて本日の日本市場もさらに下値を試すことになりそうだ。決算発表が本格化するなかで特に全体を押し上げるような決算が見られるわけでもなく、金融緩和の終了が懸念されるなかで買われすぎ銘柄の修正安が続くことになるのだろう。空売りも減少しているものが多く、ここで空売りが積み上がらないとさらに下値を試すことになりそうだ。
 
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