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 日銀金融政策決定会合に対する警戒も強まりそうだ・・・

2023-09-21
おはようございます。
 
 彼岸の入りでも猛暑が続いて、いったいどうなってしまったのか、という感じだ。株式市場は米FOMC(公開市場委員会)での利上げはなかったものの、利上げのスピード調整で利上げは継続され、高金利が当面続くということで買われすぎ銘柄などを中心に売られた。それでもまだ、ディフェンシブ銘柄などが買われているところを見ると、信用収縮=リスク回避の動きが強まっているということではないだろう。高金利の影響が取りざたされるとさらに売られることになるのだろうから、日本市場でも警戒が必要だろう。

 また、日本でもインフレ懸念が強まれば日銀金融政策決定会合を控えて、金融政策の変更も気になるところで、ガソリン価格の高騰などの影響が取りざたされる可能性もある。スタグフレーション懸念が強まると、一方向に動きやすい時期だけに警戒は必要ということだろう。日銀金融政策決定会合で緩和継続となっても、「次は・・・」という気分が強まると買戻し一巡となったものから売られることになりそうだ。インフレ懸念が強まるかどうかということだが、原油価格の上昇が落ち着くまでは警戒されるのだと思う。

昨日は何とか33,000円を保ったが、33,000円の攻防が続きそうだ。いったん33,000円を下回ると下げが加速される可能性もあるが、33,000円を割り込んだところでは買い戻しも見られそうだ。日銀金融政策決定会合を控えて下がれば売り、上がれば買いという状況が続くのだろう。円安期待が強まれば33,000円台も維持できるのだろうが、為替介入懸念やインフレ懸念が強まると一気に売られることになり、下値の節目を試すことになるのだろう。
 
米国の今回の利上げがなかったが、金利高止まり、利上げ継続懸念から売られたことを受けて夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が売られ、本日の日本市場は売り先行となりそうだ。空売りの買戻しが一巡となった銘柄なども多く、売り急ぐ場面も出てくるのではないかと思う。為替が円安に振れていることから円安効果も期待される一方で介入警戒感も出てくるのだろうし、日銀金融政策決定会合を控えてインフレ懸念が強まるという可能性もあり、買われすぎ銘柄を中心に安くなりそうだ。
 
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