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株式市場、先物・オプション市場

 中国での日本人拘束問題などもあり、さらに地政学リスクが高まりそうだ・・・

2023-10-23
おはようございます。
 
 今朝も冷え込んだ朝となった。天気は良いがさすがに冬という感じになってきた。株式市場も中東問題などが地政学リスクを高まらせ、世界的な不安から調整感が出ている。特にリスク回避=信用収縮の流れから買われすぎ銘柄などを中心に売られ、から売りも積み上がらず買戻しも入らないという銘柄も多くなっている状況だ。

 世界的な金融緩和の終了が続く中で日本でも金融緩和の終了が取りざたされるのではないかと思う。原油価格や金価格が上昇し、諸々物価も上昇しているなかでインフレ懸念が強まっている。金融緩和の終了への懸念に地政学リスクも加わり、債券利回りも上昇しており、決算発表が始まるところで好調な決算が多くなれば金融緩和の終了も再度取りざたされてくるのではないかと思う。

節目と見られる31,200円~300円水準で下げ渋りとなったが、週末に夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が売られたことで再度31,000円の攻防ということになりそうだ。少し前までは32,000円の攻防と言っていたものが下値を試す展開になっており、日経平均VIが高止まりとなるようであれば売りが売りを呼ぶような展開で一気に31,000円を割り込むこともありそうだ。これまでの保ち合い水準も切り下がった可能性も高まっている。
 
週末に米国株が大きく売られ、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が売られたことから本日の日本市場も売り先行となりそうだ。先週に引き続き地政学リスクや金利上昇が嫌気されて買えない状況から、見切り売りが嵩む可能性も高く、指数も下値を試すことになるのだろう。買われすぎ銘柄などを中心に売られ、割安銘柄でどこまで下支えとなるかということなのだろう。
 
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