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株式市場、先物・オプション市場

 またまた下値を試すことになるのだろうが・・・ 円安がやばい状況だと思うのだが・・・

2023-10-26
おはようございます。
 
 昨日は夜に比較的雲が少ないのに雷が光り、幻想的なものが見られた。株式市場は米国の金利上昇や地政学リスク、そして芳しくない決算発表ということでスタグフレーション懸念が強まり、米国ハイテク銘柄が総じて大きく売られる展開となった。為替も1ドル=150円を超えてきており、介入警戒感も出て来るのだろう。従来は円安に振れると輸出企業が多いといわれる日本の景況感がよくなったのだが、いわゆる「悪い円安」ということでここのところは円安=株高という図式にはなっていない。ただ、実際には先日のニデックの決算発表でも円安効果は見えており、円安を「好感」することになるのか、「嫌気」することになるのかが注目される。

 一概に円安が悪いわけではないが、米国の金利上昇は日本の金利上昇にもつながり、割高感が強い銘柄などを中心に日本でも金利上昇を懸念する、嫌気する動きも出ると思う。加えて、地政学リスクがますます高まっており、企業の業績への懸念なども取りざたされる可能性もあり、買えない状況が続くのだと思う。ただ、買えないということも雰囲気で買えないという面もあり、割安銘柄が下がったところなどは打診的に買ってみるということでいいのだろう。当面のうりが出尽くしたのかどうか、しっかりと見極めて拾う銘柄は拾っておきたい。

夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が再度31,000円を割り込んでおり、日経平均はまずは31,000円の攻防ということになりそうだ。逆に上値が31,200円~300円水準ということになり、まずは31,000円を割り込んで買いが入るのかどうかということであり、31,000円を割り込んだ状態が続けば31,000円を超えれば売りということになりそうだ。
 
米国ハイテク株安を受けて夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が大きく売られたことから本日の日本市場は売り先行となりそうだ。為替が円安となったことで輸出株などの買いも期待されるが、最近では円安=株高という図式ではなく、円安=株安という雰囲気でもあり、また、指数に影響の大きなハイテク銘柄が米国で大きく売られていることから再度下値を試すことになりそうだ。インフレ懸念=スタグフレーション懸念がさらに強まれば冴えない展開が続くのだろうし、地政学リスクや日本の金利上昇も懸念され下値模索が継続ということなのだろう。
 
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