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株式市場、先物・オプション市場

 下値模索なのだろうが・・・ 30,500円を保てるか・・・

2023-10-27
おはようございます。
 
 日中に陽が出ても肌寒くなってきた。さすがに冬という雰囲気になってきた。株式市場も世界同時株安という状況でもあり、冴えない展開が続いている。金融緩和が終了して金利の高止まりでの企業業績への影響なども取りざたされているということだろう。日本でもようやくここへきて日銀の保有しているETF(上場投資信託)の行方などについて取りざたされる場面も出てきており、金融緩和の終了が懸念され始めているということだろう。米国ではバブル崩壊という表現はしていないものの完全にバブル崩壊状態であり、GAFAMの時代も終わったというような印象も受けている。

 それでも、目先的な需給で見れば空売りが積み上がりさえすれば踏み上げ相場としての上昇も期待される。ファーストリテイリングのように好調な決算を発表して上昇したことで買われ過ぎということで空売りが積み上がれば、今回の暴落のなかでも意外に下げ渋りとなっている。逆に空売りが積み上がらないと下がったときに買いが入らないということになっている。相場全体を押し上げるようなテーマ性に乏しい中ではこうした目先の需給に頼るしかないということだ。本日も冴えない相場となりそうだし、当面下値模索となりそうだが、決算発表で株価が動いた時に空売りが積み上がるのかどうかでその後の動きが決まってきそうだ。

夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が30,500円を割り込む場面も見られ、30,500円を試すことになりそうだ。割り込むと下値めどがないだけに一気に30,000円近くまで下落することもありそうだ。逆にいうと30,500円水準では底堅さも見られるのだろう。目先的には30,800円や31,200円~300円水準が戻りのめどとなる。
 
引き続き米国ハイテク銘柄が大きく下落したことなどもあり、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が冴えない展開となったことを受けて本日の日本市場も売り先行となりそうだ。特に改めて売り急ぐような材料があるということでもないのだが、週末ということでもあり、地政学リスクを嫌気して手仕舞い売りやヘッジ売りが嵩む可能性も高く、また来週の日銀の金融政策決定会合を控えての手仕舞いの売り買いのなかで買い戻し一巡となったものから売られるということになりそうだ。指数に影響の大きな銘柄次第ではあるが、冴えない展開が続くと思われる。
 
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